5/22
新型コロナウイルスの感染拡大については関西府県の緊急事態宣言も解除された。残すは北海道と首都圏ということになるが果たしてどのように収束することになるのかまだまだ予断は許さない。
今日は「定時ダッシュ」ともいえる身のこなしで退社した。月に一度のかかりつけ医への受診を今日にしようと考えた。このトシになればやれ血圧が、とかやれ中性脂肪が、とかいう話にはなる。
ところで前回、4月の初めに受診した際名古屋市の助成制度を利用して風疹の抗体検査のため採血をした。もし陰性ということになれば自己負担なしでワクチン接種を受けることができる。
風疹。僕らの世代は予防接種を受けてはいない。となると過去にかかったかどうかは記憶に頼ることになるのだが、たしかに小学生の頃風疹で学級閉鎖になったことがあり、「明日から休みだ」と喜び勇んで学校から帰ってきたその日に熱を出し風疹と診断されたことがある、という記憶があるのだが確証は持てないし、そのときどんな方法で確定診断されたのかについては記憶は皆無だ。インフルエンザのように鼻に綿棒を突っ込まれて・・・というような記憶がない。そこで名古屋市から無料検査のクーポンが届いたのを機に受けてみることにしたというわけだ。
結果は20未満の基準値に対して182.9で堂々の陽性。つまり僕は風疹の抗体を持っているということだ。先生いわく「この数値であるということは予防接種とかではなくて実際にかかったんだと思いますよ。」とのこと。あの時の記憶は正しかった。
風疹は妊娠初期の妊婦さんが感染すると、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群という病気にかかり、重い障害が残ったりするなど大変怖い病気だ。7年前、嫁が息子を身ごもっていたときはこの知識を恥ずかしながら持っていなかった。
現代社会に暮らす身として次世代の子供たちのリスクを減らすというのは義務だと考えていて今回検査を受けたのはよかったと思うのだが、なんでも世代によって予防接種を受けていたり受けていなかったり、あるいは希望者だけが受けている世代があったりと追跡が大変なのだそうだ。まさに「過去のツケ」ということだろう。
この抗体とか予防接種などのワードは今まさに新型コロナウイルス感染拡大で取りざたされている。実際のところ発症の有無とは別に実際のところどれくらいの人が抗体を持っているのか?開発されているワクチンはどれくらい効くのか?いつごろ登場するのか?これらのことがクリアになれば未来は開けてくるとは思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます