田口頼和の公式ブログ|陶芸日記

田口頼和の公式ブログは、私の陶芸活動や焼き物の魅力を紹介します。陶芸の素晴らしさが、たくさんの方に伝われば嬉しいです。

初心者向け「陶芸の種類」を教えます

2023年10月05日 | 陶芸日記
お世話になります。
陶芸講師の田口頼和です。

陶芸には、様々な種類があります。以下に代表的なものを紹介します。



1.手びねり - 粘土を手でこねて形を作る方法です。日本の伝統的な陶芸技法の一つで、素朴な風合いが特徴的です。

2.ろくろ - ろくろ盤を使って粘土を回転させながら形を整える方法です。均等な形を作りやすく、器の制作に適しています。

3.型取り - 複数の模型を作って型をとり、そこに粘土を流し込んで形を作る方法です。多数の同じ形の器を作ることができます。

4.鋳型 - シリコンやゴムなどの素材を使って、作りたい形の型を作り、そこに粘土を流し込んで形を作る方法です。シリコン型など、再利用が可能なものもあります。

5.絵付け - 焼成された陶器に、絵具や釉薬を使って模様を描いたり、色を塗ったりする方法です。陶器に独自の風合いを加えることができます。

6.陶土彫刻 - 粘土を彫刻刀で削ったり、模造刀で穴を開けたりすることで、形を作り出す方法です。立体的な形を表現することができます。

7.原型製作 - 金属や木材、プラスチックなどを使って、まず原型を作り、その上に粘土を流し込んで陶器の形を作る方法です。複雑な形の器を作ることができます。

以上が代表的な陶芸の種類です。それぞれの方法によって、作品の風合いや表現方法が異なります。

陶芸講師
田口頼和


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