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お魂抜きの法要(閉眼供養)
130キロメートル南の故郷から住居の近くの高台にお墓を移動・引越しをした。都市の130キロメートルと地方のそれとは物理的にかなりな違いがある。先祖の墓地を移動することについて墓石の処分など複雑な想いはあるけれどこれで毎日でも墓参ができる。なんとも言えない安堵感でいっぱい。
これまでの菩提寺と和尚様には長い間本当にお世話になりました。
いったん埋葬したお墓を別の場所に移動することを改葬というらしい。改葬の大原則として、お墓や埋葬についての法律「墓埋法」に従わなければならないそう。
改葬の手順は結構大変
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新しい墓地の確保
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「受け入れ証明書」の発行→(引越し先のお墓の管理者から)
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既存の墓地管理者に相談→僧侶に事情を話し承諾を得る
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改葬許可申請書の手配→現在お墓のある市町村の役所でもらい、記入・捺印する
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埋葬証明書の発行→上記の改葬許可申請書に現在の墓地管理者の署名・捺印をもらう
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改葬許可証の交付→「受け入れ証明書」「改葬許可申請書」「埋葬証明書」を役所に提出し、発行してもらう
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お魂抜き(閉眼供養)の法要→お墓から遺骨を掘り上げる前に僧侶に頼んで必ず行う。長い間先祖の霊が眠っていたのできちんとお経をあげてもらう
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墓石の処分→墓石を解体。新しい墓地に墓石を移す。
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改葬許可証の提出
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納骨法要→新しいお墓の「お魂入れ(開眼法要)」の法要を僧侶にあげてもらい、遺骨を納骨
新しい檀家の和尚様、これからお世話になります。
墓石の処理・移動
お魂入れ法要(開眼法要)
高台のとても景色がよいところ
すべてが終わりみんなでほっとしました