駅のお話 と りんごの町のお話を踏まえた続きの記事です。大館駅のきりたんぽも少し関係。(データのない写真はコンパクトデジカメで撮影)
JR東日本秋田支社管内で第2の規模の弘前駅では、駅舎改築後、気合の入った装飾が行われている。
弘前駅に着いて、ホームから駅舎に上ると、今年の夏はこんな感じ。奥が改札口。
お盆の頃だったので、ねぷた祭りは終わっているが、帰省客や夏休み最後の観光客向けに装飾を残しているのだろう。
各種案内表示に赤い「金魚ねぷた」がぶら下がり、「弘前市」と書かれた扇形のねぷたも見える。
金魚ねぷたは、本来はねぷた祭りの手持ちの提灯のようなものだったらしい。幸せを呼ぶという、津軽在来の「津軽錦」という金魚をモチーフにしているそうだ。かわいらしい姿からストラップなどの商品にもなっている。
弘前駅では、昔はビニール製のビーチボールみたいな素材だったが、今年は和紙でできた本物が下げられていた。
改札口脇では
右は弘前で標準的な扇形のねぷた。サイズは実物よりかなり小さい。
問題(?)は左の大きなものと真ん中の小さなヤツ。
別の角度から見ると。(奥に見えるのは弘前の近く、五所川原の立佞武多(たちねぷた)のミニチュア。これの本物の顔だけが秋田駅にある)
写っていないが、「りん魚ねぷたです! 親子で登場しました。よろしくおねがいします!」と紙が貼ってある。「りん魚ねぷた」とは初耳。(2007年は分からないが2006年にはなかったと思う)弘前駅オリジナルだと思う。
子供の方は、浮きか何かに飾りをつけたのだろうか?
親の方は何かというと、以前の記事で紹介した特大リンゴオブジェ(画像にリンク)に飾りつけしたもの。
リンゴとねぷたという2つの名物の合体、展示物の有効利用とよく考えている。
改札口を出ようとすると、いつもは黒い電光掲示板の裏側に切り絵が貼ってある。
拡大してみると、
左側:「ようこそ弘前へ」
右側:「ネプタ運行隊形図」
誰が作ったのか、毎年使いまわすのか不明だが、手が込んでいる。サイズは掲示板の大きさに合わせてあるから、これもオリジナルだろう。
秋の現在はどうなっているかと思えば、
プログラムオート F/3.8 1/50 露出-0.3
模型が置かれていた。
右は弘前城、左は明治39年に作られた旧弘前市立図書館。(現在も弘前公園・市役所近くに保存されており、内部も見学できる)背景は紅葉の岩木山かな。
石垣の1つ1つまで精巧。
プログラムオート F/3.5 1/40 露出-0.3
中で明かりが灯っている。
プログラムオート F/3.5 1/40 露出-0.3
「弘前駅社員が作成しました」「細部までこだわってます」「巧の技を発揮」など製作過程を紹介したパネルも展示されていた。
自動改札化などの合理化で、駅員さんと接する機会は少なくなったが、こういう装飾によって、旅の最初と最後に通る駅でもてなし・見送りを受けているようでうれしい。次はどんなものが出てくるのか楽しみ。
ちなみに弘前駅の列車の発車メロディは「津軽じょんがら(じょんから)節」。津軽三味線の音色がホームに響く。
※冬の弘前駅の様子をこちらで紹介しています。
JR東日本秋田支社管内で第2の規模の弘前駅では、駅舎改築後、気合の入った装飾が行われている。
弘前駅に着いて、ホームから駅舎に上ると、今年の夏はこんな感じ。奥が改札口。
お盆の頃だったので、ねぷた祭りは終わっているが、帰省客や夏休み最後の観光客向けに装飾を残しているのだろう。
各種案内表示に赤い「金魚ねぷた」がぶら下がり、「弘前市」と書かれた扇形のねぷたも見える。
金魚ねぷたは、本来はねぷた祭りの手持ちの提灯のようなものだったらしい。幸せを呼ぶという、津軽在来の「津軽錦」という金魚をモチーフにしているそうだ。かわいらしい姿からストラップなどの商品にもなっている。
弘前駅では、昔はビニール製のビーチボールみたいな素材だったが、今年は和紙でできた本物が下げられていた。
改札口脇では
右は弘前で標準的な扇形のねぷた。サイズは実物よりかなり小さい。
問題(?)は左の大きなものと真ん中の小さなヤツ。
別の角度から見ると。(奥に見えるのは弘前の近く、五所川原の立佞武多(たちねぷた)のミニチュア。これの本物の顔だけが秋田駅にある)
写っていないが、「りん魚ねぷたです! 親子で登場しました。よろしくおねがいします!」と紙が貼ってある。「りん魚ねぷた」とは初耳。(2007年は分からないが2006年にはなかったと思う)弘前駅オリジナルだと思う。
子供の方は、浮きか何かに飾りをつけたのだろうか?
親の方は何かというと、以前の記事で紹介した特大リンゴオブジェ(画像にリンク)に飾りつけしたもの。
リンゴとねぷたという2つの名物の合体、展示物の有効利用とよく考えている。
改札口を出ようとすると、いつもは黒い電光掲示板の裏側に切り絵が貼ってある。
拡大してみると、
左側:「ようこそ弘前へ」
右側:「ネプタ運行隊形図」
誰が作ったのか、毎年使いまわすのか不明だが、手が込んでいる。サイズは掲示板の大きさに合わせてあるから、これもオリジナルだろう。
秋の現在はどうなっているかと思えば、
プログラムオート F/3.8 1/50 露出-0.3
模型が置かれていた。
右は弘前城、左は明治39年に作られた旧弘前市立図書館。(現在も弘前公園・市役所近くに保存されており、内部も見学できる)背景は紅葉の岩木山かな。
石垣の1つ1つまで精巧。
プログラムオート F/3.5 1/40 露出-0.3
中で明かりが灯っている。
プログラムオート F/3.5 1/40 露出-0.3
「弘前駅社員が作成しました」「細部までこだわってます」「巧の技を発揮」など製作過程を紹介したパネルも展示されていた。
自動改札化などの合理化で、駅員さんと接する機会は少なくなったが、こういう装飾によって、旅の最初と最後に通る駅でもてなし・見送りを受けているようでうれしい。次はどんなものが出てくるのか楽しみ。
ちなみに弘前駅の列車の発車メロディは「津軽じょんがら(じょんから)節」。津軽三味線の音色がホームに響く。
※冬の弘前駅の様子をこちらで紹介しています。