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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ヤマト自己破産

2010-10-25 20:58:00 | 秋田のいろいろ
【このページは、秋田県にあった「ヤマト」についての記事です。山梨県の「やまと」とは関係ありません。】

秋田放送(ABS)テレビと秋田朝日放送(AAB)の今日の夕方・夜のニュース(と両社サイト)によれば、秋田市大町のイーホテルショッピングモール(旧称ファッションアベニューAD)内の「大町こみち」などを経営する「株式会社ヤマト」が今日付けで事業を停止し、自己破産申請に入ることが明らかになったそうだ。
帝国データバンクによれば、負債額は2億8300万円とのこと。

同社は1930年に製材業として創業し、ホームセンターからさらにスーパーマーケットへと転換。【2017年12月7日補足】ホームセンターは1983年オープンとのこと。
場所は旭南や卸町から2005年に大町の秋田ニューシティに移転し、さらに2009年にニューシティの向かいのイーホテルショッピングモール(面倒なので以下、AD)に移転していた。(AD移転当時の様子はこの記事など)
※両テレビのニュース中、「ニューシティー閉鎖に伴い、向かいに移転した」ような表現があるが、ニューシティの閉鎖は2010年春であり、ヤマト移転の1年後だから、正確な表現ではないと思うんだけど…

企業経営に関しての知識がないので、分からないが、「事業停止・自己破産」とはどういうことなんだろう。
数日前にニュースになった「キグレサーカス」も「事業停止」状態だそうだが、もう営業しないってこと?



個人的な感想としては、まずは驚いたよりも「ああやっぱり」。
僕自身もそうなのだが、以前はヤマトに行っていたのに、ニューシティからADに移転した後は、あまり行かなくなったという人がいる。
ADはファッションビルとして造られたため、その構造上なのか、入りづらく、ニューシティの真向かいなのに、とても遠くなった気がするのだ。

AD地階のスーパーとは別に、1階西側にコンビニ形式の店舗もあるのだが、いつの頃からか、昼間の時間帯は閉店するなど、営業時間が短縮されていた。
地階の方も、客として行っている人の話によれば、最近は入荷されない商品があったらしいし、経営が悪化していたのだろう。
それらを踏まえると、やはりと思ってしまう。

一方で、広小路・旭川側(東側)の外から直接地階に降りていく階段前にある、門型の看板が、最近(ここ1か月くらい?)リニューアルされ、「まちの駅」であることを示したものに変わっていたので、まだがんばれるんだなとも思っていたのだが…


そして、大町の発展のために努力してくれたヤマトさん自体の今後や、ADの地階と1階西側の今後、それに秋田駅周辺と並ぶ中心市街地である大町がこれからどうなるのかも気掛かりだが、何よりも「買物難民」が出ないか心配だ。
駅前のヨーカドー跡はあと1か月お休みだし、通町の「せきや」はあるとはいえ、スーパーとは性格がやや違う。旭北のドン・キホーテや楢山のサティは遠いし、これからは寒くて雪も降る。買物に困るお年寄りなどがいないだろうか。
(ポイントカードを作っていた人のポイントは保障されるんだろうか?)
※翌日のようすはこちら

※2017年12月6日頃から、この記事へのアクセスが増加している。ヤマトなどすっかり過去のものとなって忘れかけた頃、今さら何があったのだろう???
【2017年12月8日追記】分かった。12月6日に山梨県で9店舗を運営していた「やまと」というスーパーが自己破産していた。それを知って検索した人が、ヤマト違いのこのページへアクセスさせられてしまったと考えられる。7日には1日100件ほど、このページへアクセスがあったようで、役に立たなくてスミマセン。
コメント (5)
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