広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

シンビジウム

2012-02-02 23:44:30 | 動物・植物
長い冬が続き、雪中の真っ白な、あるいは曇天の空の下に暮らしているとさすがに飽きてくる。そんな中で色鮮やかな緑や花を見ると、心が和むもの。

我が家には、洋蘭の一種、シンビジウムが2鉢ある。どちらも頂き物で、もらってからけっこう長く経つ。
蘭は育てるのが難しいけれど、シンビジウムはそれほどでもなく、基本的な点に配慮すれば、温室などなくても秋田でも育てることはできる。
大雑把に言えば、夏は明るい日陰で雨ざらしにして水と液肥を与え、冬は雪と極端な寒さに当てなければ大丈夫な感じ。

しかし、育てることはできても、花は咲かないことが多かった。(我が家の管理がどこか間違っているのだろうけど)
それが今年は、
正月撮影
貧弱ながらもつぼみが1本だけ着いた!
咲きそう?
あまり暖かくない部屋のせいか、なかなか開かなかった。

20日ほどして、やっと咲いた。
 
久々にシンビジウムが咲いてくれた。
支柱がないと自分の重みで倒れて折れてしまうし(数年前は咲く寸前で折れてしまった)、咲かせたままだと植物体が消耗してしまうそうなので、この後、切花にしました。


もう1鉢のほうも、遅れて
つぼみが1つ!(こちらは白っぽい花)
ちょっとだけ春が近づいたような気分になった。


ちなみに一般に「シンビジウム」といえば、このような東南アジア原産の洋蘭(を品種改良したもの)を指す。ラテン語の学名「Cymbidium」から。
植物学的には、Cymbidiumはラン科シンビジウム属の植物を指すため、洋蘭系以外に中国や日本に自生する東洋蘭も該当するそうだ。栽培もされる「シュンラン(春蘭)」や高知で見た「カンラン(寒蘭)」も同属になる。

翌年のシンビジウム
コメント (2)
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