秋田県北部まで行くついでがあったので、時間を工面して思い切って弘前へ。
昨今の状況への配慮とスケジュール上、2時間ちょっとの滞在であったが、弘前も秋田県外も、今年の正月以来。
インターネットで得た情報によれば、2020年も(2020年だからこそ?)、弘前にはいくつかの変化が生じていた。
弘前駅~弘前大学近辺だけでもいくつかあるので、本数が多い富田大通り経由のバスを駆使して、2時間で上手く回ることができたので、何度かに分けて記事にします。
まずは、変わらぬ光景。
弘前大学文京町地区裏手・弘南鉄道大鰐線「西ヶ丘踏切」から西方向、いわゆる“寒沢スキー場”
曇り空に、岩木山がくっきりとそびえていた。
踏切向こう側から
わずかに雪がある
【2021年10月8日追記・この1年弱後、2021年10月初めまでに、踏切向こう側の複数の建物が解体されて更地になってしまったらしい。訪問したら記事にします。】
唯一、想定外だったのは、今週(18日)、イトーヨーカドー弘前店がリニューアルオープンしていたこと。リニューアルは知っていたが、今、開店だったとは。外はそうでもないので入店すると、中はけっこうな混雑だった。
17年ぶり(前は2003年か)のリニューアルで、無印良品、ロフト、アカチャンホンポの弘前初進出【無印は再進出。下の追記参照】が目玉。無印は五所川原エルムにはあるが、弘前にはなかったようだ。
【12月16日訂正】弘前市街地には、以前無印良品があって、撤退していた。今回が再進出となる。弘前に住んでいた頃に存在したことになるのだが、記憶にありません。
11月27日の弘前経済新聞サイトの広告企画「【無印良品】20年ぶりの弘前再出店 青森県内最大規模」よれば、「「無印良品」が弘前に初めて出店したのは、1987(昭和62)年。百石町の交差点近くに「無印良品 松木屋弘前ショップ」として開業しました。」。
その後2000年に閉店、建物は現存しない。
ヨーカドーの新しい店は、「自分で詰める水」給水器や冷凍食品もあり売場面積380坪で「東北エリアでも最大規模」。(以上追記)
アカチャンホンポは5階。他は1階で、ロフトは駅寄り・宝くじ売り場側から入った、前はくつやかばん売り場(一部テナント?)、化粧品売り場(2階へ移転)だった辺り。
無印良品は、北西角・並木通りとの交差点角の入口を入ってすぐ、1990年代後半に増築された部分、前はファッション関係のテナントだった所のようだ。
地下食品売り場は、全体的にきれいになっていた。イオンスタイル茨島みたいな今風に。
インストアベーカリーができて、イオンと同型のセルフレジもあった(レシート印字が筋だらけだったから、前からあったのかも。1月時点ではなかった)
気になったのは、工藤パンの菓子パンの扱いがだいぶ減ったように感じられたこと。昔はあったフレッシュランチやクリームパンはなく、イギリストーストも4種類くらいになってしまっていた。
イトーヨーカドー弘前店については、セブン&アイグループの経営状態もあって、閉店するかもという漠然とした予感がなくもなかった。
でも、このリニューアルを見れば、当面は安泰でしょう。イトーヨーカドーがなくなり、アカチャンホンポはない秋田は…
その他、2階にABCマート(早稲田地区に弘前城東店あり)ができたり、フードコートが拡大。
なお、イトーヨーカドーの地下(バスターミナル部分の下)にあったJTB弘前イトーヨーカドー店は、2019年10月に、近くに移転して「JTB弘前ヒロロ店」に。跡がどうなったか不明。
1階の道路に面した風除室みたいな所にある、細長いイタリアン・トマト カフェジュニアは先に閉店。6月に地元材料で作るパンケーキ専門店が入った。弘前駅前に複数あったイタトマも、今はヒロロ1階だけになった。秋田駅前には1つもない。
その他。今回は以前の続き。
弘前駅前の、そうであることに気付かない人が多い、2つの押しボタン式信号。
こんなに大きく「押ボタン信号」とあっても気付かない人は気付かない
正月と変わりはなく、相変わらず、両側で1度に計3人が、押さずに突っ立って待っている場面もあった。
すぐ前が、弘前警察署弘前駅前交番。
手作り表示が色あせてしまった(日当たりによるようで、あせていないものも)
交番の左隣、上の写真で手前側には、以前からだったと思うが、季節によっては農産物の無人販売が置かれる。こんな街中・駅前にあるのは珍しい。
この時は、複数品種のリンゴや野菜のほか、袋に入ってもいい香りを放つマルメロなどもあった。
隣が交番で、売るほうとしては心強そう。ただ、場所代込みなのか、無人販売にしては若干お高い気もした。
中土手町の弘前パークホテル1階、2019年5月に閉店した紀伊國屋書店弘前店の跡。これも正月とほぼ変わらず。帰ってから気付いたが、正月は出入口扉前の格子のシャッターが下りていたのが、今は上がっていた。ということは、ガラスの扉の前までは立ち入ることができてしまう。雨宿りに使えそうだけど、その意図は?
向かいが紀伊國屋書店跡
紀伊國屋書店の向かいには、青森銀行土手町支店があった。
ところが、今年3月16日に、支店内支店として弘前支店(弘前公園近くの「青森銀行前」バス停の指す店)内に吸収されてしまった。
今は店は空き店舗になり、ATMコーナーは「土手町出張所」として稼働しているので「青森銀行」の看板は残る。土手町循環100円バス(一般路線バスは乗降扱わず)の「青銀土手町支店」はそのまま。
左が富田大通り、奥が弘前公園方向
旧土手町支店は、角から2軒目。角の店の1階はシャッターが下りて「貸物件」。以前はにぎやかな雰囲気の服屋だったような…
2020年1月27日付「弘前経済新聞」によれば、古着店「ガレージパラダイス」で1月31日閉店。2005年オープンで、その前は短期間携帯ショップ、その前は和菓子店「おきな屋」の支店だったとのこと。
土手町も寂しくはなっている。また、ここから住吉入口にかけても変化していた。
続く。
【24日補足】今回は、 弘前駅前(土手町循環100円バス)青銀土手町支店(徒歩)住吉入口(富田大通り経由安原行き)三中校前(徒歩)寒沢スキー場~教育学部裏~弘前大学前(富田大通り経由駅行き)弘前バスターミナル前 の行程で移動しましたが、適宜入れ替えて記事にします。
昨今の状況への配慮とスケジュール上、2時間ちょっとの滞在であったが、弘前も秋田県外も、今年の正月以来。
インターネットで得た情報によれば、2020年も(2020年だからこそ?)、弘前にはいくつかの変化が生じていた。
弘前駅~弘前大学近辺だけでもいくつかあるので、本数が多い富田大通り経由のバスを駆使して、2時間で上手く回ることができたので、何度かに分けて記事にします。
まずは、変わらぬ光景。
弘前大学文京町地区裏手・弘南鉄道大鰐線「西ヶ丘踏切」から西方向、いわゆる“寒沢スキー場”
曇り空に、岩木山がくっきりとそびえていた。
踏切向こう側から
わずかに雪がある
【2021年10月8日追記・この1年弱後、2021年10月初めまでに、踏切向こう側の複数の建物が解体されて更地になってしまったらしい。訪問したら記事にします。】
唯一、想定外だったのは、今週(18日)、イトーヨーカドー弘前店がリニューアルオープンしていたこと。リニューアルは知っていたが、今、開店だったとは。外はそうでもないので入店すると、中はけっこうな混雑だった。
17年ぶり(前は2003年か)のリニューアルで、無印良品、ロフト、アカチャンホンポの弘前初進出【無印は再進出。下の追記参照】が目玉。無印は五所川原エルムにはあるが、
【12月16日訂正】弘前市街地には、以前無印良品があって、撤退していた。今回が再進出となる。弘前に住んでいた頃に存在したことになるのだが、記憶にありません。
11月27日の弘前経済新聞サイトの広告企画「【無印良品】20年ぶりの弘前再出店 青森県内最大規模」よれば、「「無印良品」が弘前に初めて出店したのは、1987(昭和62)年。百石町の交差点近くに「無印良品 松木屋弘前ショップ」として開業しました。」。
その後2000年に閉店、建物は現存しない。
ヨーカドーの新しい店は、「自分で詰める水」給水器や冷凍食品もあり売場面積380坪で「東北エリアでも最大規模」。(以上追記)
アカチャンホンポは5階。他は1階で、ロフトは駅寄り・宝くじ売り場側から入った、前はくつやかばん売り場(一部テナント?)、化粧品売り場(2階へ移転)だった辺り。
無印良品は、北西角・並木通りとの交差点角の入口を入ってすぐ、1990年代後半に増築された部分、前はファッション関係のテナントだった所のようだ。
地下食品売り場は、全体的にきれいになっていた。イオンスタイル茨島みたいな今風に。
インストアベーカリーができて、イオンと同型のセルフレジもあった(レシート印字が筋だらけだったから、前からあったのかも。1月時点ではなかった)
気になったのは、工藤パンの菓子パンの扱いがだいぶ減ったように感じられたこと。昔はあったフレッシュランチやクリームパンはなく、イギリストーストも4種類くらいになってしまっていた。
イトーヨーカドー弘前店については、セブン&アイグループの経営状態もあって、閉店するかもという漠然とした予感がなくもなかった。
でも、このリニューアルを見れば、当面は安泰でしょう。イトーヨーカドーがなくなり、アカチャンホンポはない秋田は…
その他、2階にABCマート(早稲田地区に弘前城東店あり)ができたり、フードコートが拡大。
なお、イトーヨーカドーの地下(バスターミナル部分の下)にあったJTB弘前イトーヨーカドー店は、2019年10月に、近くに移転して「JTB弘前ヒロロ店」に。跡がどうなったか不明。
1階の道路に面した風除室みたいな所にある、細長いイタリアン・トマト カフェジュニアは先に閉店。6月に地元材料で作るパンケーキ専門店が入った。弘前駅前に複数あったイタトマも、今はヒロロ1階だけになった。秋田駅前には1つもない。
その他。今回は以前の続き。
弘前駅前の、そうであることに気付かない人が多い、2つの押しボタン式信号。
こんなに大きく「押ボタン信号」とあっても気付かない人は気付かない
正月と変わりはなく、相変わらず、両側で1度に計3人が、押さずに突っ立って待っている場面もあった。
すぐ前が、弘前警察署弘前駅前交番。
手作り表示が色あせてしまった(日当たりによるようで、あせていないものも)
交番の左隣、上の写真で手前側には、以前からだったと思うが、季節によっては農産物の無人販売が置かれる。こんな街中・駅前にあるのは珍しい。
この時は、複数品種のリンゴや野菜のほか、袋に入ってもいい香りを放つマルメロなどもあった。
隣が交番で、売るほうとしては心強そう。ただ、場所代込みなのか、無人販売にしては若干お高い気もした。
中土手町の弘前パークホテル1階、2019年5月に閉店した紀伊國屋書店弘前店の跡。これも正月とほぼ変わらず。帰ってから気付いたが、正月は出入口扉前の格子のシャッターが下りていたのが、今は上がっていた。ということは、ガラスの扉の前までは立ち入ることができてしまう。雨宿りに使えそうだけど、その意図は?
向かいが紀伊國屋書店跡
紀伊國屋書店の向かいには、青森銀行土手町支店があった。
ところが、今年3月16日に、支店内支店として弘前支店(弘前公園近くの「青森銀行前」バス停の指す店)内に吸収されてしまった。
今は店は空き店舗になり、ATMコーナーは「土手町出張所」として稼働しているので「青森銀行」の看板は残る。土手町循環100円バス(一般路線バスは乗降扱わず)の「青銀土手町支店」はそのまま。
左が富田大通り、奥が弘前公園方向
旧土手町支店は、角から2軒目。角の店の1階はシャッターが下りて「貸物件」。以前はにぎやかな雰囲気の服屋だったような…
2020年1月27日付「弘前経済新聞」によれば、古着店「ガレージパラダイス」で1月31日閉店。2005年オープンで、その前は短期間携帯ショップ、その前は和菓子店「おきな屋」の支店だったとのこと。
土手町も寂しくはなっている。また、ここから住吉入口にかけても変化していた。
続く。
【24日補足】今回は、 弘前駅前(土手町循環100円バス)青銀土手町支店(徒歩)住吉入口(富田大通り経由安原行き)三中校前(徒歩)寒沢スキー場~教育学部裏~弘前大学前(富田大通り経由駅行き)弘前バスターミナル前 の行程で移動しましたが、適宜入れ替えて記事にします。
秋田に戻って、さらに衰退ぶりに触れていると、弘前の良さを再認識しています。あちらも、以前より寂れてはいますが。
秋田県では、秋田市がずば抜けて人口集中しているのに対し、青森県は弘前市と八戸市にも分散しています。そんな違いのため、秋田県民の感覚では、県庁所在地でない市は、大したことがない街という、思い込みがあるかもしれません。
コロナ第3波。この分では冬の気候、年末年始、受験シーズン…とどうなるか怖いですね。動くな、来るな、ではないですが、いくら注意しても避けられないこともあるし。
今年はあっという間に過ぎ去りそうな気もしますが、春はとても遠い気もしています。
「市の面積が秋田市より小さいため人口は少ないですが街としての規模は秋田市の上を行ってる気がします」です。
すみません。私ASDとディスレクシアを持って居るので・・。
それにしても不思議なのはこれだけ大きい都市なのに
秋田市ではあんまり弘前市を知らないことです。
やはり100kmを超えると縁が薄くなるのかな。
弘前市は秋田市より大きい都市に見えます。
市の面積が秋田市より人口は少ないですが街としての規模は秋田市の上を行ってる気がします。
妹の旦那が弘前市出身で親が健康上いろいろあっても弘前がコロナ過により大変で会いに行けず今年の正月も行けないと。
私も東京圏移住を考えていますが現地に行けないので現地調査が出来なくて困ってます。