秋田駅改札内外の話題。
秋田駅在来線改札内・中央改札手前に、自動精算機(のりこし精算機)が新設、10月初めから稼働(5日に確認)開始した。
「現在オレンジカードは使えません」といつも表示されているようだ
秋田杉で装飾された壁のくぼみに設置されていることもあり、存在が分かりにくいと思っていた。
稼働直後
学校の廊下の「3年B組」みたいな表示板に、日本語のみで「精算機」。
その後、14日までに、
ピクトグラム、多言語表示になった
でも、やっぱり目立たないな。
せっかくの精算機だけど、今のところ使われている場面を見たことがないし、自分でも使う機会がない。※続きはこちら。
秋田駅中央改札内で、10月からもう1つ変化。
中央改札に入った突き当りが、左右に在来線と新幹線を乗り換える、橋上乗り換え改札。
こちらが在来線側。この後方が中央改札
壁と床の真っ白い地色の表示がやたらと増えた。これまでは壁や床に表示がなく、「新幹線のりかえ口」は天井の表示で案内していたはず。
これまでまったく表示がなく、新たに増えたのが「お忘れ物承り所」。
「お忘れ物承り」って、なくした時か、拾った時か、受け取る時か、よく分からない表現。
英語では「Lost & Found」だし、実際には全部対応する「遺失物取扱所」のようだ。
9月以前は、明確な表示はなかったと思うが、精算所・有人通路に駅員が常駐し、駅事務室ともつながっているはずの、中央改札の在来線側で扱っていたはず。
ここだと、改札の外から用がある時は、いったん中央改札を通してもらわないとならないのだろう。
どうしてこんなことになったのか。
東日本旅客鉄道労働組合のホームページで分かった(事前に知ることができた)。
秋田駅の遺失物取扱い業務が、JR東日本本体から、子会社の「JR東日本東北総合サービス」に委託されたため。
JR東日本東北総合サービスは通称「Livit(なんて読むの?【20日追記】「リビット」だそう)」。
秋田支社管内では元「ジェイアールアトリス」で、2015年に仙台周辺だけがエリアだったLivitに吸収されている。
秋田駅では、駅ビルとつながる小さい改札口や新在乗り換え改札が、Livitに委託されていた(仙台駅でも同じような状況で、全国的に見られる合理化のようだ)。
この橋上乗り換え口には、以前からLivitの駅員が詰めていたし、詰め所はわりと広そう(保管もここでするらしい)だから、そこを承り所にしたということか。
秋田駅では、遺失物扱いのほかにも、新たにLivitに委託されたことがある。「新幹線中央改札業務等」。
秋田駅中央改札口は、新幹線側には詰め所のようなものはなく、列車到着時に在来線側から駅員が出ていって立っている程度だった。1時間に1本だし、乗り越し精算する人も少ないから、それで足りているのだろう。
それが、委託されたらしい。1つの詰め所に両社がいっしょにいることはなさそうなので、Livitの人が乗り換え口を拠点に、新幹線側も見ているようだ。
これにより、秋田駅の改札口で本体直営なのは、在来線側有人通路・精算所だけになるようだ。
そう言われれば、中央改札周辺の駅員の立ち位置や動きが、10月から変わったような気がしなくもないかな? 本体とLivitでは制服が違うはずで、冬服ではLivitのほうが紺色っぽく、胸にオレンジ色でLivitと刺繍かエンブレムがあったような気がする。
ほかにも秋田駅では、来春に駅の信号業務が、輸送指令室へ集約されるとのこと。おそらく、秋田駅構内での入れ換え時などの信号やポイントの操作も、本線部分と一括して支社の輸送指令が行うということだと思う。
【20日追記】この場合の信号業務というのは、信号を青にして列車に出発の許可を与えるようなことを指すらしい。これまでは駅長の権限でできていたのが、小さい駅と同じようになるのか。首都圏のターミナル駅でも同様の変更が行われており、この変更により「運転取扱駅」から「準運転取扱駅」に位置付けが変わる(ある意味格下げ)らしい。「準~」だと異常時(?)など条件によっては信号を扱えるようだ。弘前駅などは今のところ運転取扱駅。
駅ではないが、車掌と運転士が所属する大館運輸区と盛岡支社青森運輸区も、来春廃止される。(その分、弘前運輸区が津軽線も担当するようになったり、支社またぎの異動があったりと、大変そう。)
合理化がさらに進む。
最後は改札外・自由通路。
期間限定だったはずのなまはげの巨大面と秋田犬巨大バルーンは、10月でも設置されており、常設同然。前に立って誰かを待つような人もいて、写真撮影したい人にはジャマだけど、忠犬ハチ公像的存在になった?
秋田犬バルーンは複数あり、今年7月末には3体目となる伏せバージョンが登場していた。※ぬいぐるみのように見えるが、起毛素材のバルーン。
おすわり、立ち姿、伏せの3つがあり、最近は立っているのと伏せが常設されていた。
現在は、立ち姿は引き続きいるものの、伏せたのは、
「秋田県をPRしてくるワン♪」
写真入りのポスターが置かれ、「ただいまツーリズムEXPOジャパン2019(大阪)へ出張中!」とある。
以前から、出張して不在の場合があると聞いていたが、具体的なご予定を示したのは初めてかも。
でも、ツーリズムEXPOは10月24日から27日の開催。正確には、今は出張の準備中。
では、代わりにおすわりが復活したのかと思いきや、
また別の秋田犬バルーン登場!
なんと4種類目もあった。
前足を突き出して先を下に曲げた、塀に前足をかけて顔を出しているような姿。バルーンの「底」部分は黒い。
かわいいけど、全身でなく体の前方だけで、若干シュール
おすわり、立ち姿と同じく、起毛ではないツルツルのビニール素材で、常時送風されるタイプ。表情もそれらに似ているが、耳が前に垂れているのが特徴。
真後ろから見ると、だるまさんか座ったドラえもんみたいなシルエット
↑ホースの上の縦長の帯状のものは、ファスナー。
ツルツル素材で送風ということは、起毛よりも先に作られていたのだろうか。とにかく、いくらなんでもこれ以上は、と思っていたのに、4体もあったとは。まさか5体目も?!
※その後、11月1日に見ると、起毛の伏せたのが戻っており、立ち姿とともに出張前と同じに戻った。
※さらにその後、2019年内は立ちと起毛の態勢。2020年正月明けには、自由通路の耐震改修工事が始まったため、起毛が撤去、立ったのはしぼんだまま置かれている。
※工事が終わった2020年末に起毛が復活。
秋田駅在来線改札内・中央改札手前に、自動精算機(のりこし精算機)が新設、10月初めから稼働(5日に確認)開始した。
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秋田杉で装飾された壁のくぼみに設置されていることもあり、存在が分かりにくいと思っていた。
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学校の廊下の「3年B組」みたいな表示板に、日本語のみで「精算機」。
その後、14日までに、
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でも、やっぱり目立たないな。
せっかくの精算機だけど、今のところ使われている場面を見たことがないし、自分でも使う機会がない。※続きはこちら。
秋田駅中央改札内で、10月からもう1つ変化。
中央改札に入った突き当りが、左右に在来線と新幹線を乗り換える、橋上乗り換え改札。
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壁と床の真っ白い地色の表示がやたらと増えた。これまでは壁や床に表示がなく、「新幹線のりかえ口」は天井の表示で案内していたはず。
これまでまったく表示がなく、新たに増えたのが「お忘れ物承り所」。
「お忘れ物承り」って、なくした時か、拾った時か、受け取る時か、よく分からない表現。
英語では「Lost & Found」だし、実際には全部対応する「遺失物取扱所」のようだ。
9月以前は、明確な表示はなかったと思うが、精算所・有人通路に駅員が常駐し、駅事務室ともつながっているはずの、中央改札の在来線側で扱っていたはず。
ここだと、改札の外から用がある時は、いったん中央改札を通してもらわないとならないのだろう。
どうしてこんなことになったのか。
東日本旅客鉄道労働組合のホームページで分かった(事前に知ることができた)。
秋田駅の遺失物取扱い業務が、JR東日本本体から、子会社の「JR東日本東北総合サービス」に委託されたため。
JR東日本東北総合サービスは通称「Livit(なんて読むの?【20日追記】「リビット」だそう)」。
秋田支社管内では元「ジェイアールアトリス」で、2015年に仙台周辺だけがエリアだったLivitに吸収されている。
秋田駅では、駅ビルとつながる小さい改札口や新在乗り換え改札が、Livitに委託されていた(仙台駅でも同じような状況で、全国的に見られる合理化のようだ)。
この橋上乗り換え口には、以前からLivitの駅員が詰めていたし、詰め所はわりと広そう(保管もここでするらしい)だから、そこを承り所にしたということか。
秋田駅では、遺失物扱いのほかにも、新たにLivitに委託されたことがある。「新幹線中央改札業務等」。
秋田駅中央改札口は、新幹線側には詰め所のようなものはなく、列車到着時に在来線側から駅員が出ていって立っている程度だった。1時間に1本だし、乗り越し精算する人も少ないから、それで足りているのだろう。
それが、委託されたらしい。1つの詰め所に両社がいっしょにいることはなさそうなので、Livitの人が乗り換え口を拠点に、新幹線側も見ているようだ。
これにより、秋田駅の改札口で本体直営なのは、在来線側有人通路・精算所だけになるようだ。
そう言われれば、中央改札周辺の駅員の立ち位置や動きが、10月から変わったような気がしなくもないかな? 本体とLivitでは制服が違うはずで、冬服ではLivitのほうが紺色っぽく、胸にオレンジ色でLivitと刺繍かエンブレムがあったような気がする。
ほかにも秋田駅では、来春に駅の信号業務が、輸送指令室へ集約されるとのこと。おそらく、秋田駅構内での
【20日追記】この場合の信号業務というのは、信号を青にして列車に出発の許可を与えるようなことを指すらしい。これまでは駅長の権限でできていたのが、小さい駅と同じようになるのか。首都圏のターミナル駅でも同様の変更が行われており、この変更により「運転取扱駅」から「準運転取扱駅」に位置付けが変わる(ある意味格下げ)らしい。「準~」だと異常時(?)など条件によっては信号を扱えるようだ。弘前駅などは今のところ運転取扱駅。
駅ではないが、車掌と運転士が所属する大館運輸区と盛岡支社青森運輸区も、来春廃止される。(その分、弘前運輸区が津軽線も担当するようになったり、支社またぎの異動があったりと、大変そう。)
合理化がさらに進む。
最後は改札外・自由通路。
期間限定だったはずのなまはげの巨大面と秋田犬巨大バルーンは、10月でも設置されており、常設同然。前に立って誰かを待つような人もいて、写真撮影したい人にはジャマだけど、忠犬ハチ公像的存在になった?
秋田犬バルーンは複数あり、今年7月末には3体目となる伏せバージョンが登場していた。※ぬいぐるみのように見えるが、起毛素材のバルーン。
おすわり、立ち姿、伏せの3つがあり、最近は立っているのと伏せが常設されていた。
現在は、立ち姿は引き続きいるものの、伏せたのは、
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写真入りのポスターが置かれ、「ただいまツーリズムEXPOジャパン2019(大阪)へ出張中!」とある。
以前から、出張して不在の場合があると聞いていたが、具体的なご予定を示したのは初めてかも。
でも、ツーリズムEXPOは10月24日から27日の開催。正確には、今は出張の準備中。
では、代わりにおすわりが復活したのかと思いきや、
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なんと4種類目もあった。
前足を突き出して先を下に曲げた、塀に前足をかけて顔を出しているような姿。バルーンの「底」部分は黒い。
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おすわり、立ち姿と同じく、起毛ではないツルツルのビニール素材で、常時送風されるタイプ。表情もそれらに似ているが、耳が前に垂れているのが特徴。
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↑ホースの上の縦長の帯状のものは、ファスナー。
ツルツル素材で送風ということは、起毛よりも先に作られていたのだろうか。とにかく、いくらなんでもこれ以上は、と思っていたのに、4体もあったとは。まさか5体目も?!
※その後、11月1日に見ると、起毛の伏せたのが戻っており、立ち姿とともに出張前と同じに戻った。
※さらにその後、2019年内は立ちと起毛の態勢。2020年正月明けには、自由通路の耐震改修工事が始まったため、起毛が撤去、立ったのはしぼんだまま置かれている。
※工事が終わった2020年末に起毛が復活。
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