8月24日 神宮球場にて優勝インタビューを受けられる日大三高 小倉監督さん
今日も暑い1日でしたね・・・
第94回全国高校野球選手権大会に出場する代表校の甲子園練習の日程が決まりました。
8月2日、龍谷大平安からスタートし、仙台育英(宮城)滝川二(兵庫)佐久長聖(長野)が、
3日は、大阪桐蔭(大阪)など17校が甲子園へやってきます。
8月2日 龍谷大平安(京都) 仙台育英(宮城) 滝川二(兵庫) 佐久長聖(長野)
8月3日 酒田南(山形) 盛岡大付(岩手) 杵築(大分) 天理(奈良) 新潟明訓(新潟) 富山工(富山) 県岐阜商(岐阜)
旭川工(北北海道) 智弁和歌山(和歌山) 済々黌(熊本) 明徳義塾(高知) 聖光学院(福島) 東海大甲府(山梨)
大阪桐蔭(大阪) 高崎商(群馬) 佐世保実(長崎) 光星学院(青森)
練習時間は午前9時から各校30分ずつと、短い時間ですが、
念願の甲子園の風、土の感触を感じながら有意義な練習になりますように。
尚、4、5日の日程は後日発表されるとのことです。
今年は兵庫の夏を何試合か観れただけで、恒例の東京野球旅はできませんでした。
速報だけの三高の試合にハラハラの連続でした。
球場から速報を下さった方々へ感謝です。
お願いしていた三高の戦いをビデオにして送って戴き、準々決勝から決勝までの3試合を見ました。
・・・終わって見れば4回戦まで全てコールドで勝利したものの、準々決勝からの3連戦は苦しい戦いでした。
選手は、特に金子主将は新チームとなってからの敗戦やプレッシャーで、押しつぶされそうになったこともあっただろうと、
心中を察すると、逃げ出さずがんばったなと思います。
決勝での逆転打は、野球の神様からのご褒美だったのかな・・・と。
西東京大会決勝 逆転決勝打を打った金子主将
1番選手が思い描くように進めない苦しい想いをしたと思うのですが、
やはり1番近くで選手を見守る小倉監督さんも苦しい想いされておられたと思います。
決勝のビデオを見る前に小倉監督さんの勝利インタビューを拝見し・・・一緒に泣きました。
「監督を長くやっているんですが、今日みたいなゲームは初めてで・・・」
「選手が勝たしてくれた、情けないんですけど、選手に本当にありがとうございます」と言葉詰まらされ・・・
小倉監督さんらしいと言うには失礼ですが、私が知る限りの小倉監督さんの心の言葉に胸詰まりました。
また、決勝戦を佼成学園と戦ったわけですが、改めて試合の全部を見ると本当に苦しかった決勝戦だったなと感じました。
そして、惜しくも甲子園には届かなかった佼成学園ですが、堅守で自分たちの力を出し切った戦い、本当に良いチームでした。
決勝まで一人投げ抜いてきた磯崎投手は、この対戦5回まで三高打線を封じてノーヒット、素晴らしい投手でした。
後を託された1年生の渡辺投手は、まだ1年生とは思えない度胸ある堂々としたマウンド捌きで、これからが楽しみな投手となりました。
そして主将の吉田選手は、主将の器を持った素晴らしい選手ですね。
1年生投手のピンチにすかさずタイムを取って掛け寄り、声をかける吉田主将の姿がありました。
対戦前、お父さんと男の約束をしたという吉田主将ですが、どんな約束だったのかな・・・
どんな時も笑顔でプレーしていた主将が印象的でした。
吉田主将を中心にここまでがんばってきた佼成学園の選手たちに大きな拍手を贈りたいと思います。
三高の選手には、こういう選手たちの『心』を持って、甲子園では小倉野球で伸び伸びと戦って欲しいなと思います。