甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

ボーイズリーグ第45回 日本少年野球選手権 全国大会 1回戦~白井中央ボーイズvs浜寺ボーイズ~観戦記

2014-08-02 | 中学野球



朝から雲行き怪しく小雨降る中、中学硬式ボーイズリーグの選手権全国大会が大阪で開幕しました。

白井中央ボーイズの選手のみなさん! ようこそ大阪へ

以前、甲子園きっぷにご紹介させて戴いた、千葉の白井中央ボーイズが創部4年、3度目の挑戦で千葉予選を勝ち抜き、

見事全国大会のきっぷを掴み、いざ!大阪へ。

楽しみにしていた白井中央ボーイズの全国大会初戦、対するは大阪南代表の浜寺ボーイズとの対戦。

どんな選手たちなんだろう~と、遠足前の子供の様にこの日を楽しみにし過ぎたのか???

いつもは絶対に忘れることのない目覚ましを掛け忘れて、目が覚めた時は出発予定の1時間前^^;

慌てて準備をして大阪へ向かいました。

だんだん雨も強くなってきて、もしかしたら大阪からUターンかな・・・と心配しながら、途中 舞洲スタジアムで開会式を無事終えて、

初戦の会場となった南港中央公園球場へ移動しているとの連絡を戴き、私も順調に予定の時間に到着。

スタンドに上がり目に入った選手たちは、小雨の中、元気にUP中で、遥々千葉からやって来た彼らは

どんな野球をするのだろう~と楽しみに試合開始を待ちました。

南港球場は全面人口芝のグラウンドで、時折雨も降りましたがさほど影響なく試合が行われました。




対戦の方は、白井中央選手たちの落ち着いた判断でランナーを進めることができない浜寺ボーイズの攻撃に、

投手戦も予感した序盤でしたが、6番山本捕手の3点タイムリー3ベースヒットで一気に流れを自分たちに呼び込んで、

相手ミスを上手く流れに乗せ初戦勝利を挙げた対戦だったなぁの感想です。


対戦を振り返ってみようと思います。

先攻 白井中央ボーイズ 先発酒井投手(10) セットから力をグッと貯めて投球するスタイルが印象的な投手でした。


後攻 浜寺ボーイズ 中島投手(3) 四死球1と少なく、打たせて取るナイスピッチングを魅せてくれた投手でした。

 
白井中央の選手たち

1番 ショート 斎木選手 4回からリリーフピッチャー


2番 レフト 藤城選手・・・藤城選手は8番藤城(大)選手と双子君だそうで 兄弟で夢い叶え大阪にやって来ました。


3番 先発 酒井(翔)投手(10)


4番 菅井捕手


5番 ライト 及川選手


6番 ファースト 須藤選手(11)


7番 サード 松田選手


8番 セカンド 藤城(大)選手 6回からショートへ


9番 センター 板橋選手


3回から継投した 3番 大鐘投手の初打席 

 
千場選手(24)は4回からセカンドを守りました。・・・打席が回って来ず後ろす姿だけでゴメンね><;


白井中央ボーイズの序盤の攻撃は、1回表 2番藤城選手がセンター前に弾き返しましたが後続断たれ、

2回表は中島投手の好投光り三者凡退、中島投手の立ち上がりは良かったと思います。


浜寺ボーイズの選手たちです。


1回裏 浜寺ボーイズの攻撃では、先頭西川選手の内野安打をきっかけに、2番河野(龍)選手が初球を送った打球が悪送球となり

無死1・3塁と浜寺は先制の大チャンス!

白井中央は大ピンチを迎えてしまいます。

そして3番小森選手のセカンドゴロを、白井中央セカンドを守る藤城(大)選手のナイスな判断で本塁を刺し先制を阻みます。




しかし・・・4番中島投手のヒットで1死満塁、再びチャンスとピンチの波がやってきました。





でもここは白井中央の野手の踏ん張りで1死満塁の大ピンチをWプレイで切り抜け、先制を再び阻みます。

白井中央選手たちの日頃の、練習成果が現れたイニングだったのではないかなぁと思います。


2回裏 浜寺ボーイズの攻撃でも、白井中央内野手の冷静な堅守光る場面が3つ見られました。

一つ目は・・・6番山本捕手のセンター前ヒットの後、7番森山選手が初球をサード方向へ送りセカンドフォースアウトを取ります。

二つ目は・・・1死1塁から8番角野選手がキャッチャー前に送りセカンドフォースアウト。

菅井捕手の冷静な判断が光り、寺浜はランナーを送ることができません。

この菅井捕手・・・スローイングが素晴らしく、ガッツ溢れる捕手で、捕手が大好きな私は、これからが楽しみな選手を発見してしまいました^^


そして三つ目は・・・9番田野選手の打席、1B2Sから4球目、強い当たりのショートゴロ、抜ければ2死1・3塁の場面かな。

斎木選手(4回裏からリリーフとしてマウンドへ)のナイスファインプレイから更にセカンドフォースアウトとして3アウトチェンジ。

この回は本当、内野手の堅守光り、拍手のイニングでした


3回表 白井中央ボーイズの攻撃では、今度は寺浜の堅守光ったイニングとなります。

8番藤城(大)選手が2B1Sからセンターへヒット!


1死となり、2巡目1番斎木選手はストレートの四球で出塁し1死1・2塁と先制のチャンス!




しかし2番藤城選手のショートゴロを6→4→3のWプレイ!


どちらも譲らない素晴らしい守備を魅せてくれます。

試合が動いたのは3回裏 寺浜ボーイズの攻撃でした。

先発 酒井投手が2四球を与え1死1・2塁、ここで大鐘投手(1)へ継投となりました。





直後、5番永田選手へ四球、2死満塁のチャンスとピンチ。




打席にはこの対戦、チームの原動力となった6番山本捕手を迎えます。

左中間レフトよりだったでしょうか・・・素晴らしい一打で3得点を先制、3点タイムリー3ベースヒットで試合が動きました。










更に7番森山選手の打席にはバッテリーミスが出てしまい1得点を献上してしまいます。4-0




4回裏より大鐘投手から、ショートを守る斎木投手(6)へ継投し、迎えた5回裏 浜寺ボーイズの攻撃。


先頭3番小森選手が四球を選び、4番中島投手が2Bよりライトへヒット!無死1・3塁とします。


5番永田選手のサードゴロは、松田選手のナイスな判断と送球も良く本塁死。





松田選手の送球ナイス!でしたよ~^^


そして、打席には先制3点タイムリーを放った6番山本捕手。

この場面は観ている私も、勝負の打席にワクワクドキドキした場面でした。


ここまで山本捕手の3点タイムリーや、ミスからの失点はあったものの、白井中央の野手のフィールディングも良かったので、

まだまだ4得点差、諦める場面ではなくて、それが良い形で攻撃に繋がればなぁ・・・と思ったのですが、

更に1死満塁から、7番森山選手の内野ゴロが不運な形で打球が弾きタイムリーとなり更に1得点。5-0




1死満塁と続き8番角野選手が初球をスクイズ、これがキャッチャー小フライとなり、ここは菅井捕手がナイスキャッチ!




とてもいいプレイがみられました^^

2死満塁となり、9番田野選手が四球押し出しで1得点。6-0


試合を締めた一打は1番西川選手のセンターへのタイムリー。この回 一気に3得点を奪い7-0 5回コールド試合となりました。






どちらのチームも自分たちの良い所を発揮しながらも、ミスが少なくミスをチャンスに替えて得点を重ねた

浜寺ボーイズが勝利を掴んだかなぁの感想です。





普段、兵庫のヤングリーグの選手たちの練習や試合を観ることはありますが、ボーイズリーグの選手たちと触れ合うことはなく、

同じ野球なのですが気持ち新鮮な感じに観戦させて戴きました。

他県の中学球児たちの野球を観るのも初めてでしたが、これから高校野球へと進む選手たちだと思うので、

また高校野球が大好きな私の前に、この選手たちが姿を観せてくれることが楽しみにもなりました。


ここに辿り着くまでの選手たちの様子をチームのHPなどで拝見してきましたが、たくさんの方々に見守られながら

選手たちは気持ちを高め、夢・・・目標を達成できたことは、選手のみなさんのこれからの大きな力となることでしょう。

対戦後、涙の選手たちに親御さんから「これから!これから!」と声を掛けられる姿を拝見して、

そう・・・これが終わりじゃなく、この経験を次のステージで活かしていくことが、見守って下さったご両親や、

厳しい中にも優しさを持って指導して下さった指導者の方々への恩返しになるのではないかなぁと思いました。

 
 
 
 
 

今回、ご縁があり白井中央ボーイズの選手のみなさんと出逢えたことは、私にとってこの夏のまた素敵な思い出となりました。

白井中央ボーイズの選手のみなさん!

またいつか高校球児となり、甲子園きっぷに登場して下さいね^^

そして、スタンドで一生懸命先輩たちの最後の夏を応援していた選手のみなさんや2年生選手たちはまたここからがんばって、

来年もまた大阪で会えることを楽しみにしています^^

白井中央ボーイズのご関係者様、今日はお会い出来ましたこと嬉しく思います。

対戦後、お気遣い戴き選手たちと交流させて戴いたことに感謝します。

ありがとうございました。


浜寺ボーイズの選手のみなさん!初戦勝利おめでとう

全員で力を合わし、全国制覇の目標をぜひ達成して戴きたいなぁと思います