昨夜、小学生の時から知るある兵庫の三年生球児の親御さんから一通のメールを戴きました。
高校三年生の最後の夏は高校球児にとって特別な夏です。
その最後の夏を間近に一人の球児が、チームのため、仲間のため、そして自分自身の最後の夏を最高のものにするため・・・
とても大きな決断、勇気あるプレイで自分自身の夏、チーム、仲間との夏を一足先にスタートしたことお知らせ戴きました。
最後の夏、色々な事情で土の上でプレイすることができない選手は全国たくさんいると思います。
夏のメンバーが決まり、サポートとして戦うことへの心の葛藤・・・
この球児のように自らそれを決めるまでの心の葛藤、覚悟を想うと、
計り知れない選手たちの気持ちがそこにあると思います。
スタンド、ベンチ、土の上・・・
最後の夏、それぞれ色々なポジションで甲子園を目指す球児たちがいます。
三年生みんなが最後の夏を最高のものにするために
『全力』・・・
自分の持つ全ての力を出して球児たちは戦います。
ベンチ入りしレギュラーを取るためにみんな一所懸命がんばってきたと思います。
しかし、その目指してしたものとは違うポジションで最後の夏を迎える選手も多くいると思いますが
そこまでの彼らの努力を想い、私は応援してあげたい。
最後の夏、キラキラ光輝く選手たちを、この親御さんのように応援してあげて欲しいと思います。
~ある高校三年生球児の勇気あるプレイ~
昨日、選手としては引退いたしました。
やはり、肘の故障が間に合いませんでした。
3月に骨折し、ここまで本当に良く頑張ってくれました。
ですが、自分で決断したようです。
昨日、監督さんから「どうなんや?」と聞かれたようで、「間に合わないと思います」と答えたそうです。
それでも、監督さんは「お前はどうするんや」と聞いてくれたそうです。
いろんな選択肢があったと思います。
ランコーだけでもと、粘れたかもしれません。
ですが、「サポートに回ります」と答えたようです。
部長さんや仲間からも、「まじか?」て言って頂いたそうです。
私は、誉めてやりました。
この3ヶ月、何よりも奇跡を信じて懸命にリハビリをし、一番いい時期に野球が出来ない悔しさを、
家族に当たる事もなくひたすら裏方にまわり、そして、チームの為を思い決断したようです。
ごめんなさい、手前味噌ですが、立派でした。
それでも、私達には、「期待に応えられなくて、ごめん」と言うのです。
抱きしめてやりました。
一緒に泣きました。
つらい、つらい時間でしたが、最高でした。
あいつ自身、どこまで気持ちの整理がついているかは正直わかりません。
でも、あいつは最後までやりきってくれると信じています。
きっと、堂々とスタンドでプレーしてくれると思います。
大分、親バカも入ってますが最高の夏にしたいと思ってます。
又、夏! グランドで会いましょうね。
ご報告でした。
応援するある球児へ・・・
チームで一番輝く応援プレイが観られること楽しみにしてるよ!
そのナイスプレイがチームの勝利を呼ぶ!
仲間と共に、最高に楽しい嬉しい輝く夏にするために全力でがんばれ!
そして、この時のように無心懸命に仲間を想いがんばれ^^
応援するある球児のお父さんへ・・・
お父さん、お母さんの最高の応援プレイが、彼の何よりの力となることだと思います。
勇気あるプレイをお知らせ戴いてありがとうございます。
夏、球場でお会いできますことを楽しみにしています。