甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

主役は...選手!!!

2019-08-01 | 高校野球

高校野球という...高校生の部活

主役は選手

部活を運営、指導するのは当然ながら学校、学校が任せた指導者だ。

決して親ではない。

それを忘れてはならない。

そして、高校の部活で野球をするのは2年余り。

いつか誰にも、その終わりの時は必ず来る。

だからこそ、その2年余りの貴重な時間の中で

自分が夢見て追いかけているもの、この広い世の中でキセキ的に出逢えた野球の友

自分の野球が向上するようにと、我が家、我が子も置いて

親よりも遥か長い時間を共にしてくれる指導者(先生)

今、目の前にあることは、いつまでも続く当たり前ではなく、

本当に貴重な時間を過ごしていることを選手たちは大事に考えないといけない。

その2年余りの高校野球...部活は、アッという間に時間は過ぎ去り終わって行く。

もうちょっと頑張るからお願い待って!と言っても、待ってはくれない貴重な時間だということを。

終わってから気付いても時間は後戻りは決してしてくれないのです。

だから、頑張る時はいつも「今」

仲間を大事に想い、大好きな野球に取り組むのも、いつも「今」なのです。


今日、阪神タイガースの藤浪投手が志願の2軍から1軍へ復帰し初登板をしました。

とても苦しんで頑張って今日があったと思いますが、

今日の登板の様子を見ていると、思うような投球ができたか...と言えば

我慢の投球が続き、藤浪投手にとっては苦しいマウンドだったように感じました。

がんばれ!藤浪投手!

1番心配しているのはご両親だろうな...と想いながら観させていただきました。

高校時代の華やかな我が子を見守って来られたからこそ、

結果が全てのプロ野球の世界の中に居る我が子を見守ることは並大抵ではないと察します。

高校野球でも同じことが言えると思いますが、我が子が自分の想い描く野球ができない時もある。

だからと言って、その選手は努力を怠っているのでしょうか?

そうではないですよね。

結果だけを見て嘆くこと...それは違いますよね。

どんな結果であれ、それをそっと見守ることができるのは親しかありません。

そうして見守ってくれる親の存在は、子供にとって何より大きな勇気、力になるのだとも思います。

部活の運営を見守ることもチームの大きな力、成長に繋がるのだと思います。

もう一度、繰り返しになりますが、主役は選手(子供たち)

親ではない。

高校野球は学校の部活であって、当然ながらクラブチームでもない。

そこには子供と共通する夢を持って教えを解く学校、指導者の教育の場であることを

親は踏まえて捉え、それ以上に前へ出て自分の想い描くチームにしようという考え自体が

少し違うな...と思う出来事が身近にあったので、

これは私の勝手な見解かもしれないけれど想いを書き綴りました。


先日、甲子園出場を目指した全国都道府県大会が終了し、

代表校は場所を甲子園へ移し、全国制覇という新たな目標に向かいます。

高校球児たちが目指す場所「甲子園」

辿り着き高校野球の終わりを甲子園で迎える選手も居れば、

辿り着くことはできなかった選手も当然ながらいるわけです。

しかし、どの場所で高校野球を終えたとしても...

みんなに同じだけの笑顔でもって高校野球を終えて欲しいと思うし、

そして、見守る親御さん方にも同じだけの笑顔をもって

「見守る」役目を終えて欲しい。


私が長年身近で応援するチームには、毎年そんな笑顔でみんなが高校野球の

終わりを迎えてくれています。

それは子供たちが主役となり、見守る大人との関係性も良好であったことも

より子供たちが笑顔大きく高校野球を終えられたのだろうと私は想う。

これからを担う高校球児たちみんなが、こんな素敵な笑顔で終えられる高校野球であればと願ってやみません。

私が見守ってきた選手たちの夏を見返していて...

夏の終わりのみんなの笑顔にフトそう思ったので...。