春季近畿大会が開幕し、応援に行って来ました。
大阪桐蔭と明石商業の開幕戦とあって、凄い人だろうなぁ~と
予想はしていましたが、予想を遥かに上回る驚く人・・・人・・・人。
明石トーカロ球場内の駐車場は限り少ないので、
かなり早め、8時前には到着しセーフで駐車できましたが、
すでに満車近くの車・・・車・・・車。
長年明石球場へ観戦に行っていますが、かつて無いくらい開門までの長蛇の列で、
その時間でも遅かったくらい、最後尾はどこまで並んでいるんだろ~><という状態でした。
2012年 藤浪投手が来た時でもこんなに並んでなかった記憶です。
私は前列の方に並んでいたお知り合いの杏優ちゃん(明石商業出身)がチケットを購入して下さったので、
おかげでいつも観戦する席に座らせていただくことができました。
持つべきものはお知り合い とても感謝です。
開門を待つ広場に大阪桐蔭の選手たちが現れアップを開始。
間近に見る選手たちは甲子園で観るより背丈も大きくて貫禄が凄い!
開門を待つ人みんな一斉にカメラを向けていました。
・・・私も一枚笑
驚いたのは、アップに西谷監督さんが付き添われておられたことと、
根尾選手の顔がビックリするくらい小さい!笑
しかしやはり王者大阪桐蔭の選手たちが持っているオーラは凄いですね。
異常・・・という表現はどうかと思いますが、今まで見たことがない空気がそこにありました。
開門前は何だか物々しい雰囲気でしたが、いざシートノックが始まると、
見慣れた明石商業の持つ空気と、聞き慣れたスタンドからの声に何故かホッとした私です。
球場では誰かお知り合いとお会いするのも楽しみのひとつです。
今日は、ご縁ある淡路島の少年野球チーム、おのころジャガーズの柏木さんが事前にお連絡下さったり
チケット購入に並んでくれた杏優ちゃんに、明石商業元高校球児の和田くんにも
お久しぶりにお会いすることができました。
そして今日一番嬉しかったこと・・・。
村野工業昨年チームの米川くん、志水くん、エース道才くんに会うことができたこと。
米川くん、志水くんは社会人になりちょっぴり大人になって・・・。
道才くんは現在神戸学院大で野球を続けており、明日は新人戦で登板するんですと。
明日滋賀県で試合があり滋賀へ向かう前に大阪桐蔭VS明石商業を観戦に来たそうです。
先日初登板した試合のことなども話してくれ、彼はやっぱり野球が大好きなんでしょう。
キラキラした表情で大学野球でも充実した野球をしていることを話してくれました。
明日、いい試合になればいいなと思います。ガンバレ~!
彼らの高校最後の夏の試合は、この場所で明石商業との対戦でした。
その際、対戦したのが、今日の大阪桐蔭戦で継投した加田投手なのです。
道才投手、志水投手で挑んだあの試合。
3人が明石商業の選手たち、加田投手を観ている後ろ姿にあの日が蘇り・・・。
彼らはどんな気持ちで今を観ているのかなと、感慨深い彼らの後ろ姿でした。
帰り際、挨拶に来てくれた彼らに「高校野球したくなったんちがう~?」って尋ねると、
「やりたいです!」と志水くんが即答していました。
あれだけしんどい高校野球だったのにねぇ~。
高校野球を離れてみて違う世界を進む彼らだからこそ、
目の前で高校野球をする選手を観ると懐かしさ・・・というより
あのしんどかった日々って、同じ想いの仲間と毎日汗まみれになって、
悩んだり、泣いたり笑ったり・・・
自分にとって大事なものだったんだということを終わってみて気付くものなのかもしれないですね。
みんなそう・・・
それでいいし、終わってからそう思えるということが素敵だし素晴らしいことなんだと思います。
高校野球をもう一度できるなら「やりたい!」
そういう答えが返ってくることはやはり凄く嬉しいです。
私にとって、こんな久々な再会や、今まで出逢えた元高校球児との会話は、
その日の試合の楽しみ以上のものがあり充実した気持ちになります。
今日出会えた方々、出逢った元高校球児のみんな ありがとう!
試合開始までが長~くなってしまいましたが・・・。
開幕戦 大阪桐蔭と明石商業との対戦は、ここで書くまでもなく
大注目の対戦なので結果や、それぞれの選手の活躍はみなさんネットでご存知かと思いますが・・・
大阪桐蔭はやはり凄い!という攻守ともの立ち上がりでした。
スターティングメンバーです。
怪我で大阪大会には外れていた藤原選手をはじめ、選抜以来、公式戦に登板した柿木投手も継投登板。
藤原選手に至っては、1番センターで先発し、5安打2打点、1四球 盗塁も1つ。
初回の初球をライト前ヒット
ここは二塁を果敢に攻めるも、明石商業ライト安藤選手の返球勝りアウトとなるものの、
この先頭打者ヒットは大阪桐蔭に波を向けた一打だったと思う。
藤原選手の先頭打者ヒットをきっかけに、3番中川主将が3塁戦を抜くヒットと、
4番根尾投手の四球、5番山田(健)選手のタイムリーで先制。
2打席目は2回表 無死1、3塁となったところで、
明石商業は先発中森投手(18)より先に書いた加田投手へ継投し、
9番中野選手(17)を三振に取り1死1、3塁で藤原選手へ。
3B1Sとボールが先行する中、次球をライトへ運びタイムリー!
2番青地選手の打席に盗塁も決めます。
3打席目は4回表 8番小泉捕手が初球を捉えセンター前ヒットで出塁すると、
9番中野選手の初球 ショートゴロに二塁フォースアウトを狙うもミスとなりオールセーフ。
1死1、2塁 この場面で藤原選手がライトへタイムリー!2打点目。
4打席目は、インターバルを終えた6回表の先頭打者。
フルカウントからセカンドの頭上を越えセンター前へ!
5打席目は、8回表 1死ランナーが無い場面 センターへ2ベースヒット!
6打席目は延長戦へ入り10回表 先頭 8番植田選手の初球センター前ヒットと
9番河野選手の犠打で1死2塁の場面、ここは初めて打ち取られライトフライに。
・・・と、要所々で活躍を魅せた藤原選手でした。
また、大阪桐蔭先発根尾投手。
根尾投手の登板を生で観たのは実は初めてで、これも楽しみすぎる明石商業打線との戦いでした。
そして6回3/2から根尾投手から継投した柿木投手(10)
替りばな三球三振の痺れる立ち上がりでしたが、明石商業も負けていられません。
8回には4連打と、一瞬送球も惑わせる絶妙な水上捕手のピッチャーゴロで先取された6得点を同点。
絶対的王者の大阪桐蔭に明石商業ここにあり!の粘り強さを魅せてくれました。
結果、延長戦へともつれ込み、明石商業5人目 溝尾投手へ継投後に
2番青地選手のレフトへの犠牲フライが決勝点となり、大阪桐蔭が逃げ切る形で勝利した対戦でした。
夏には3季連続の決勝進出や、今チームも秋春を制している明石商業のこの底力はさすがでした。
高校野球デビューをしたばかりの1年生中森投手が先発。
兵庫大会や、この大阪桐蔭戦の先発は大きな経験になりましたね。
1番打者にも1年生来田選手の起用など狭間野球は面白い!
中森投手も来田選手も1年生とは思えない堂々たる姿で、夏にも大きな戦力になることでしょう。
加田投手の登板も久しぶりに観ることができ、また夏での活躍に期待です。
エース福谷投手 5回から3イニングの登板
感情表現いっぱいに気迫溢れる投球で
強力打線を4安打無失点4奪三振に抑える好投を魅せてくれました。
9回より継投した勝本投手
春近畿大会は、王者大阪桐蔭へ僅差に迫る戦いが観られ、惜負でしたが
選手起用や戦い方、粘り強さなど今夏の西兵庫を照準にこの春を戦っている印象が強かったです。
あれ@@?! Rが14・12となっていますが間違いですね~ナゼ???
大阪桐蔭 7ー6 明石商業 です。
大阪桐蔭の選手はとにかく選手間の声掛けが凄い!
ピッチャーの1球1球の投球間にも必ず誰かが声を掛けていました。
「主将でチームは変わる」・・・
特に中川主将は攻守ともいつの時も一番の声が響いていました。
甲子園では聞こえてこない選手の声や、チームが持つ雰囲気を間近に感じることができ、
個々の力も凄い大阪桐蔭の選手たちですが、こういう所にも強さの秘訣を見たように思います。
また、第2試合 市立尼崎と智辯学園も注目の一戦。
今日は何より楽しみにしていた市立尼崎 小森投手の先発。
今日は立ち上がりから苦しい展開となり初回のみの登板でしたが
また夏に応援できることを楽しみにしている投手です。
エース竹中投手へと継投しました。
智辯学園は伊原投手が3安打完封
要所々に力強い素晴らしいピッチングを魅せてくれました。
市立尼崎 0-7 智辯学園(7回コールド)
市立尼崎は残念な結果となってしまいましたが、市尼力はこんなもんじゃないと思うので
また明日から夏へ向かって進んでいってほしいと思います。
市立尼崎のスタンドの応援プレイヤーたち!今日も誇れる応援プレイだった。
最高~に楽しい気持ちになる最高の応援でした。
また兵庫の夏に球場で応援できることを楽しみにしています。
近畿大会開幕日、素晴らしい対戦を魅せてくれた大阪桐蔭、明石商業、
市立尼崎、智辯学園の選手のみなさん ありがとう!
準決勝は大阪桐蔭と智辯学園との対戦、また楽しみな一戦ですね。
明日は残る兵庫勢 滝川第二の初戦、乙訓と、選抜準優勝の智辯和歌山は比叡山との対戦です。
高嶋監督さんの繊細ノックを久しぶりに見にいきたいところでしたが、
明日は夏へ向かう球児のもとへ行きたいと思います。
今日に続きまた明日も早いので所々になってしまいましたが、
今日の4チーム選手の頑張りは改めて試合を振り返りながら写真もアップしたいと思います。
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