旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その4・金沢到着) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bf917c97e67441067a41dcc0ab777178
【2日目:10月31日(木)】金沢城、兼六公園など市内観光。富山県氷見市に移動、氷見温泉郷泊
旅の二日目の朝、宿泊先の「ホテルマイステイズ金沢キャッスル」で起床したのが、7時半頃。この日の金沢市内の天気予報は、晴れ。気温は、13~21℃と、絶好の観光日和です。
(写真は、前日撮影)
朝食は、1Fのレストランで、バイキング形式です。客室数が206の大型ホテルなので、レストランは多くの人で賑わっています。外国人観光客や、修学旅行生のグループもいます。
9時にチェックアウト。料金は、朝食・税・サービス料込みで、15,800円でした。ビジネスホテルとシティホテルの中間の様な同ホテル、観光シーズンなので、この価格でもやむを得ないですね。
金沢駅兼六園口(旧東口)に向かいます。キャリーケースを引いての移動ですが、徒歩3分程で、撮影スポットとして有名な、兼六園口にある「鼓門(つづみもん)」前の交差点に到着。
白江龍三氏設計の鼓門は、金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージしています。高さが13.7mあり、二本の太い柱に支えられた門構えは、荘厳的で圧巻です。
(写真は、前日撮影)
この日の第一の目的地「金沢城」を通る「城下まち金沢周遊バス」に乗るために、バスターミナル7番のりばへ行くと、既に長い行列が出来ていました。
それでも、最初にやってきた9時30分発の “右回りルート”(左回りルートは土日祝のみ運行)に乗車することが、出来ました。運賃は、均一で210円。全国共通交通系ICカードも利用可能です。
浅野川が流れる風情ある街並みで知られる「橋場町」を通り、「兼六園下・金沢城(石川門向い)」停留所で降車したのが、9時50分前後。
「石川橋」の先には、重要文化財に指定されている「石川門」が見えます。天明八年(1788)に再建された、城の東に位置する重要な門です。
江戸時代は金沢城と兼六園を結ぶ土手の橋で、平成七年(1995)に架け替えられた石川橋を渡ります。
橋の上から、先ほどバスで通ってきた「兼六園下交差点」方向を望みます。
石川門は、四方を門と石垣で囲まれ、桝(ます)の形をした「枡形門」です。
最初に潜るのは、高麗門の「一の門」。
この石垣は、右と左で積み方が違います。右側は、“切石(きりいし)積” 。左側は、“粗加工(あらかこう)石積” となっています。同じ場所で違う積み方をした珍しい例で、明和二年(1765)の改修時のものと考えられています。
櫓(やぐら)門の「二の門」。
二の門を潜った先にある「総合案内所」で、「日本100名城」のスタンプを押印することが出来ます。
「日本100名城」とは、日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして 2006年に定めた日本の名城100選のことで、金沢城もノミネートされています。
尚、「日本100名城」の内、登城したことがあるのは、これでに29城になりました。詳細は、こちらの一覧をご参照下さい 。
天候に恵まれたこの日、外国人観光客の姿も多く見かけます。
「三の丸広場」の先は、右から「菱櫓」、「五十間(ごじっけん)長屋」、「橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)」。
堀の脇を、「橋爪門」に向かった歩きます。
二の丸の正門に当たる橋爪門の「一の門」は、平成13年(2001)に現在の姿に復元されました。
一の門を潜り、後ろを向き撮影。
平成27年(2015)に復元された、「橋爪門二の門」。
二の門を潜りました。
「戌亥(いぬい)櫓」の石垣の一部は、元日の能登半島地震で崩落(赤矢印)したため、通行止めになっています。
城内を散策し、再び石川橋を渡り、次の目的地「兼六園」に向かったのが、10時30分過ぎです。
★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その6・兼六園) で ★