六人の一人、文ちゃんの故郷は会津若松市(福島県)です。
2011年に東日本大震災があった事と、お父さんの介護も重なって幹事さんは久しぶりに。
なので私達も13年ぶり2回目の福島の旅(二泊三日)へ行ける事になりました
一番に姫路の環ちゃんが新幹線ののぞみの指定席に乗り、京都の和ちゃんが隣に乗り
名古屋でえりちゃんと私がこれまた隣に乗り、最後とすこと東京駅で合流して一路福島へ
新幹線内も一緒がいいなと、座席指定を次々に取ると言うアナログ的なチケットの
取り方をし、ずっーと隣通しでおしゃべりし、駅弁も一緒に食べてと遠足そのものでした。
郡山から会津若松(磐越西線)に向かう途中、車窓から会津磐梯山が見えました
♪あ~会津磐梯山は宝の山よ~♪と言う曲で有名なあの磐梯山です
この山の湧水が美味しいお米、お酒を作り出してると
旅行中、会津の方の郷土愛を随所で感じました
この写真は会津若松駅へ到着したところです
文ちゃんご夫妻のお出迎え「ありがとうございました」(赤べこも迎えてくれました)
東海道新幹線から東北新幹線やまびこに乗り継いで郡山迄。初めて乗車しました
昔、文豪が泊まったのではと思える様な老舗温泉旅館に到着後、待望の夕食タイム
ビールで乾杯をしながら地酒が美味しいと聞いてみんなで冷酒も味わいつつ
おしゃべりに食事にとワイワイと。地のお野菜の料理が豊富なのが嬉しかったです。
一泊目の夜は12時過ぎまで温泉に浸かったりおしゃべりしたり。6人同じ部屋で枕を並べた
のは学生時代の下宿以来では?(何時もは、ホテルなので2部屋になってしまってたから)
流石に修学旅行ほど大騒ぎにはならないですが、同じ空間に居られる事自体が幸せ~
そして上げ膳、据え膳も幸せ~6人のご家族の方達のご協力にも頭が下がります
我家もじいじやあっこにたいちゃん一家、みんなに協力してもらっての事。感謝~
翌日は大内宿へ(テレビで見た事がある程度で、よく知りませんでしたが)
江戸時代の宿場町で茅葺き古民家の集落が再現されていました。
丁度紅葉の時期でしたので、観光客も大勢来ていましたね
それでも、6人揃うと一集団って感じですね。50年前の乙女達が
文ちゃんのご主人が渋滞を避けて道案内して下さったり、ガイド役からカメラマンまで
こなしてくださり車中、ご主人が入れられたコーヒー文ちゃんお薦めのスイーツまで
至れり尽くせりの超超超・・・贅沢な観光コースでした
長い年月をかけて作り出された渓谷は塔の形が立ち並ぶ断崖という意味から
「塔のへつり」と言われているそうです。へつりとは地元の言葉で断崖のことだそうです。
”塔のへつり”全く知りませんでしたが、景観を見た瞬間に私が「中国の景色っぽくない」
と言ったらみな「うんうん」と頷いていました。吊り橋を渡った対岸の岩の凄い事。
この写真では伝わらないですが、みんなに見せてあげたい景色でした。
丸印の所は石の回廊で歩いて上に登りました。(高所恐怖症の人は無理そうで~す)
左側(石臼挽き十割)、真ん中は(一番粉の白い蕎麦)、右側は(福島県新種十割)と
拘りの蕎麦三昧でした。地元の文ちゃんご夫婦の案内で行けた有名店らしいです
お二人ともおっとりされていて「喧嘩なんかした事がないのでは?」って聞いたら
「う~ん。あんまりないかな」って、やはりお似合いの似たもの夫婦って感じでした
今回のこのコース選びにも文ちゃんがいなかったら実現できなかったよね(感謝)
白虎隊が自害した飯盛山へ歴史に疎い私はひたすらお二人の説明に耳を傾けていました。
その中にあった”さざえ堂”外観もどうなっているの?って思う位、傾斜傾斜の屋根ですが
中も螺旋状の階段で登りと下りが交差しない様にできていて不思議、不思議な建物でした
街中を走っていると所々で線量計が目に付きました。そうです原発の被害にあった福島の
方たちは、こうして生活の中で放射線の線量を気にかけていらっしゃるんですね。
テレビでも地域別に表示されてましたし、文ちゃんも線量計を随時持っていましたね
最後は会津若松城(鶴ヶ城)へ、ここではお城に入る人と、下で待っている人とで
丁度半分に分かれました。私は折角だから天守閣迄登りました
右側には”こつゆ”の写真がありますが、会津ではお祝い等にでる出し汁だそうです。
一泊目の宿でも出ましたが、お椀は蓋位しか容量はありませんが、貝柱の出汁で根菜など
沢山のお野菜入っていて私は地産地消なお料理でとても気に入りました。
二泊目は姉妹旅館です。昨日の旅館より新しく食事もビッフェ形式で本領発揮のできる
食べ放題・・・これはヤバイ。帰宅後に体重は増えているし胃は疲れているし(笑)
私が持参した100均のカチューシャを付けて。えっと言いながら結構受けていましたよ~
人生の中でこうした時間を味わえる事って段々奇跡に近いのではと思えてきますね。
来月に膝の手術を控えてる和ちゃんが、どうしてもと今回参加してくれました
そんな和ちゃんと環ちゃんは杖を持参で参加してくれたし、みんなそれぞれに健康の
不安を抱えながら、みんな「薬が増えたよねぇ」なんて言いながら飲んでいました
一年に一度を合言葉に楽しみにしていますが、全員がこうして出かけられるのは
本人の健康面、そして周りの協力もあっての事なので歳を重ねるごとに難しくなりそうで。
来年は私が幹事です。う~ん。年齢的にハードな事は無理と思われるので観光も最小にして
おしゃべりする事。食べる事に特化して駅近な、ゆったりプランを考えなくては
同じ釜の飯を食べた仲、寝起きを共にした仲、同じサークルで活動した仲
時として良きライバルだし何でしょうね。でも人生の大切な宝物なんですよね。
「とすこ(何故か呼び捨て)」「和ちゃん」「文ちゃん」「環ちゃん」「えりちゃん」
来年もみんな元気で会えます様に~