シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

お受験の朝!

2011年01月22日 | 
いやあ、ひやっとしました。
今朝、朝のNHKニュースを見ていたら、新宿で人身事故のため、
山手線運転見合わせ中って。

えっ、どこの話?って、
瀋陽のアパートによっては、衛星放送が繋がっているところがあって、
テレビ大好きな私は、そこに優先順位をつけました。
   いえいえ、第一は、インターの送迎バスが回るところでしたが。

当地のインターに通っている次男は、今、東京です。
日本の高校に通いたいということで、ひとり東京に帰っています。
   いやあ、一念があれば、やれるんですね。
   って、東京側でたくさんの方々にお世話になっています
         (土下座しているつもり)
  
   まあ、小学校2年生から外国に出ていますので、
   高校生活は日本で過ごしたいという希望を前々から
   持っていました。      
         
今朝の山手線見合わせは、周囲の方々の御協力もあって無事回避出来ましたが。

予想が付かないのが、瀋陽。
みんな すき~に 走っていますから。
   第一! 車線通りに走ろうと思っても、車線が消えているところもあります。

混雑を避けるためにか、左折禁止が延々と続いて、随分先まで走ったことも。
   で、ふつーの人は、左折禁止の交差点の先で、車線中央に止まって、
   Uターン!
   そこでの衝突状態をよく見かけます。
         余計、渋滞を作っちゃうのに。

事故車がいて、左折禁止で、、、もう避けようがありません。
   だから、時間の約束がある場合は、相当余裕を持たなければなりません。

   空港行きの場合は、早めに行ってチェックインカウンターに並んで
   も、カウンター3つ開いているのに、全て、荷物の超過で揉めていて
   進まず、こちらは、搭乗時刻が迫っていると焦っても、瀋陽では
   当たり前なのか、カウンターの方々も列を作っている人達も
   慌てません。
   ここも何でもありの世界?

事故でなくても、先週の土曜日は、語学授業に行く時に乗ったバスが、
   エンジンの調子がおかしくなって、ルートを勝手にショートカット。
   随分先で下ろされて、いやあ、-30度の世界を歩きました。

何があるかわからない瀋陽。
   インターの先生は、車の運転をインベーダーゲームのようだと
   表現していたこともあるし。
   
あっそうそう、歩いていても危ないんですよ。
   車は勝手に突っ込んでくるし、
   曲がってきたリヤカーを前に付けたような自転車が、
   カーブで体制が立て直せなくて、うわ~、突っ込んでくる~、
   私の横ぎりぎり、1cmくらいのところを通り過ぎたこともありました。

車を運転していても、歩いていても、すっごく神経を使っている気がします。

今朝は、-20度。日射しが強く、先週の-30度の時とは、まったく
違った陽の暖かさを感じます。でも、外に出れば、冷凍庫の世界ですけどね。