「普通車200円、特大車800円」の定額制料金も可能
高速道路料金の定額化は単に物流経費を削減し、物流にかかる時間を短縮するだけでなく、人々の交流を進め、「職」を生み出し、ひいては地方の文化・産業を活発化させる効果を持っているのである。
実は「高速道200円で普通車乗り放題」が可能なワケ 定額制料金を提言 - ライブドアニュース (livedoor.com)
高速道路料金の大半は、不合理な借金返済に充てられている。
速道路を利用した車は平均で1台当たりわずか800円強の通行料分しか走行していない。この通行台数には普通車だけでなく通行料金が約2倍となる大型車・特大車も含まれている。
速道路は、建設して完成した部分を独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構に引き渡す。完成までにかかった経費（借入を含む）と同額が「道路資産完成原価」として支出欄に記載される。
言ってみれば、NEXCOが同機構の代わりに工事を行い、工事にかかった経費を支出に計上し、同額で引き渡したので収入にも計上するという、普通の企業では許されない「行って来い」の水増し経理なのである。
東京一極集中の一つの原因，上場企業
日本は東証一部上場企業2174社（2021年9月末時点）のうち､1073社が千代田区・中央区・港区の都心3区に集中している。日本の国土のわずか1万分の1の地域に、日本の大企業の半数が立地しているのだ。これは異常というしかない。
一方で、ニューヨーク証券取引場の上場企業約2300社のうち、ニューヨーク市に本社を置いている企業は、200社程度に過ぎない。
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