香川生まれの「希少糖」が世界市場を席巻!? 甘さ70%オフでカロリーゼロの「夢の甘味料」
食べても太りにくい夢の甘味料「D−プシコース」、世界の肥満問題に立ち向かう香川発の産学官プロジェクト、20兆円世界の糖類市場を激変させる可能性、医薬品の実用化をめざす「D−アロース」……。
国際希少糖学会によれば、希少糖は自然界に稀にしか存在しない単糖と単糖誘導体の総称だ。D−プシコース、L−グルコース、D−アロース、D−タガトース、キシリトール、L−リボース、エリスリトールなど60種類ある。自然界に豊富に存在するD−グルコースやD−マンノースなどを除けば、ほとんどの単糖が希少糖。これらの希少糖のうち最も研究が進んでいるのがD−プシコースだ
第1点は「抗糖尿病作用」。糖分解酵素の抑制、ブドウ糖の吸収抑制、肝臓グルコキナーゼの転移促進、β細胞の保護、インスリン抵抗性の改善などの効用だ。
第2点は「抗肥満・動脈硬化作用」。血清脂質の低下、肝臓の脂肪酸合成酵素の抑制、動脈硬化開始因子 MCP−1の分泌抑制、コレステロール逆転送系の活性化、腹腔内脂肪の蓄積抑制などのエビデンスが確認されている
生活習慣病の予防が急がれる。抗肥満、抗糖尿病、抗動脈硬化、抗酸化、アンチエイジング
血圧上昇の抑制作用、抗酸化作用、アンチエイジング効果が認められているのがD−アロース