「悪夢の細菌」米27州で221例
http://news.livedoor.com/article/detail/14531757/
アメリカのCDC(米疾病管理センター)は、「悪夢の細菌」と呼ばれる抗生物質が効かない細菌をアメリカの27の州で見つけたと発表しました。
CDCは3日、全米で去年、抗生物質に対する抵抗が通常とは異なる細菌を調べた結果、5776のサンプルのうち「非常にまれな耐性を持った菌が221例、確認された」と発表しました。こうした細菌は抗生物質が全く効かないか、ほとんど効かない悪夢の細菌ともいわれていて、全米27州で見つかったということです。アメリカのメディアによりますと、耐性菌についてCDCが全米規模で調査をしたのは今回が初めてで、CDCは「予想していた以上の数字で、実際にはさらに拡大しているだろう」という見方を示しています。CDCによりますと、アメリカでは耐性菌による感染で毎年2万3000人が死亡しています。