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日本経済「不都合な真実」

2019年10月01日 | 政治 行政

日本経済「不都合な真実」

1つのケースは、アベノミクスが目標とする2%の物価上昇率が達成される「成長実現ケース」である。もう1つのケースは、1%強の物価上昇率が達成される「ベースライン・ケース」である(ベースラインとは本来、測量の際の基準となる線のことである)。

 物価上昇率が0%前後で推移する「ゼロ成長ケース」や、物価上昇率がマイナスで推移する「成長失敗ケース」の試算は(おそらく行われているのだろうが)公開されていない。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57762?page=3

2001年には長期金利の下限とされてきた2%(年利)の水準を下回った。それから10年後の2011年には1%の水準を下回った。さらに5年後の2016年には0.1%の水準を下回り、2018年には遂に0%の水準を下回ってマイナスとなった。古代バビロニア以来の金利の歴史において、未曾有の超低金利が現在の日本に出現しているのである(【図2】の黒い曲線)。

 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57762?page=4


https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57762?page=6

これは、日本の長期金利そして国債費のこれまでの「実績」および内閣府による『試算』最新版の結果を描いたグラ

フである。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57762?page=7

 コンビニ店長、スナック経営者やタクシー運転手といった景気動向に敏感な様々な職種2050人を内閣府が毎月調査している「景気ウォッチャー調査」によると、「景気の現状判断」は2018年1月から横ばいを示す50を下回り、低下し続けている。これは、「景気が良い」と感じている人よりも「景気が悪い」と感じている人の方が増え続けていることを示している。

 

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