積立ファンドの手数料について多くのお問合せをいただいております。
日本人の海外積立ファンド契約は、
ここで勘違いする方が多いのは、香港まで行ってIFAで直接契約しても国内の業者を介して現地に行ったのなら、IFAではその業者の紹介として管理されているということです。
その業者が金商業者なら、何らかの会費、顧問料、投資助言料などを取られることが多いですね。
私自身も最初はPM手数料を支払う契約でこのIFAで契約していましたが、知らないうちにIFAの方で手数料を引かない対応に切り替えてくれていたのですから。
積立ファンドの手数料はこんなにも恐ろしい
実はこの手数料、ファンド管理料という名目ですが、実質的には
将来永続的に支払われる権利収入に化けるだけ
その様な手数料を取らなくても、日本語で対応できるスタッフを揃えたIFAはたくさんありますし、そういうところでは全ての対応について不便を感じる事はありません。
いいように思われる上昇ファンドにスイッチされると、すぐに換金する人でない限りデメリットが重なるだけですから。
下の図をご覧下さい。
これはファンドの値動きを示したものですが、積立ファンドもこのような相場の中で毎月ファンドにナンピン買いを入れるシステムです。
誰にでも分かる一番お得なファンドは右片上がりのものですが、こんなファンドがあれば一括購入が一番儲かります。でも将来は誰にも分からないのです。
普通は上げ下げしながら、結果上向きならファンドが上がってるということになり、そのリスク回避は定額積立、いわゆるドルコスト平均法が一番簡単だということです。
投資で一番対処しなければならないのが、下がった時にどうするのかということです。これは一括購入には対策の仕様がありません。
積立の場合はリスクを軽減する事はできますが、売却時に下がっているのでは損失確定になります。
積立ファンドの一番理想な選択は、積立時は安く、売却時に値上がりしているファンドです。
そこで問題なのは、果たしてポートフォリオマネージャーが、値下がりするものや低迷しているものを選定してくれるのかということです。
彼らの仕事は、上昇するファンドを選択するのがマネージャーとしての実績です。
となれば、積立ファンドに上昇する選定は不利となり、そんな管理は不要だということになります。
大金をはたいて管理してもらわなくても、そもそも購入ファンドは積立会社の運用力を駆使して選定しているものです。
無駄なことであることがお分かりになりますか?