慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『投資依存症治療薬無い』『投資=ギャンブル』『ナンピン買い』

2024年09月24日 | 
🌸私は、筆者(森永氏)の経済理論に興味ありませんでした

 ☆私は、筆者のテレビ等出演時でも、余り観たことも有りませんでした
 ☆今回、題名に興味を惹かれ、筆者の理論を知ろうと
 ☆『投資依存症』の本購入し知識を得たいと思います

🌸『投資依存症』まえがき

⛳筆者は必要性を感じ「非投資の教科書(投資依存症)」を発表した
 ☆『転換の時代を生き抜く投資の教科書』(後藤達也氏著)
 *最大の特徴は、読者を扇動することが一切ない
 ☆投資本の定番といえば
 *「これからは半導体株だ」と特定分野を推奨したり
 *「S&P500」で分散投資すれば低リスクで確実に儲かると
 *読者の金銭欲を刺激して、投資を煽るものだ
 ☆そうした本の著者は
 *株価が少し下がっただけで、読者から悲鳴や怨嵯の声を浴びる
 ☆筆者自身は、株価の下落はこれからが本番で
 *円高が重なるから投資をすることの被害は甚大になると考えている
 ☆しかし『転換の時代を生き抜く投資の教科書』
 *経済や投資の仕組みを学んだ8~9割の人
 *実際に投資をしてみたいと強く思うはずだ
 *それがこの本の「危険」な部分なのだ
 ☆アルコール依存症、麻薬依存症、覚醒剤依存症
 *一度罹患するとその治療は極めて困難だ
 ☆誰かが止めないと、日本中に投資依存症が広がる
 *バブル崩壊で、日本中に破産者があふれてしまう
 *いまの日本は投資依存症の「パンデミック」前夜まで来ている
 *それを何がなんでも防ぎたいのが、この本の最大のポイントだ

水原通訳はなぜ″転落″したのか
 ☆大谷翔平選手の通訳を7年にわたって務め
 *大谷選手と親友のような人間関係を築いた
 *水原一平氏による違法賭博事件は、世界中に大きな衝撃を与えた
 *水原通訳は、時には大谷選手より多くの声援を集めることさえあった
 ☆何不自由のない人生のなかで
 *水原氏は大谷翔平選手の口座から26億円以上もの資金を奪って
 *不正送金し、違法賭博につぎ込んでしまった
 *水谷氏は自身がギャンブル依存症であった
 ☆ギャンブルで負けるとその分を取り戻せるだけの金額
 *またギャンブルにつぎ込む
 *負けるとさらに大きな金額をつぎ込む
 *これがギャンブル依存症のお決まりのパターンだ
 ☆十分な収入があるのだから
 *カネを稼ぐ必要はないのではと思われるかもしれないが
 ☆依存症の人は、必ずしもカネが欲しくてやっているのではない
 *スリルが忘れられなくなるのだ

投資の本質はギャンブルと同じ
 ☆依存症にかかる人は確実に増えている
 ☆新たな少額投資非課税制度(新NISA)をきっかけに
 *投資を始める個人の裾野が広がっている
 ☆ゼロ金利解除をきっかけとした現在の日銀の金融引き締め姿勢
 *理論的に言えば、株価の下落と円高をもたらす
 *中長期的にはそうなるだろう
 *「快楽」に溺れた人たちはそうした変化を意に介さない
 *結果、株価はさらに上がり、為替も円安に向かった
 ☆順風は無限には続かない
 *問題は、相場が値下がリトレンドに転じたときだ
 *冷静に判断できる人は、そこで損切りをして手仕舞いする
 *ところが、投資依存症の人は、損失を取り返そうと
 *さらなる資金をつぎ込んでしまう「ナンピン買い」行動だ
 ☆資産の一部だけで安全に運用してきた人も
 *やがて全財産をつぎ込んで破産者になる
 ☆バブル崩壊の最後のババを引くのは、投資依存症の人たちになる
 *余計なことをしなければ、安らかな老後が待っているのに
 *なまじ快楽の味を覚えると、破滅への道を歩んでしまうのだ

⛳投資依存症には治療薬がない
 ☆唯一の救出方法は、投資を断ち
 *依存症でひどい目に遭った人とのコミュニケーションを続けることだ
 *筆者はそれが本当の金融教育だと思う
 *政府は「貯蓄から投資へ」という掛け声のもと、逆に投資を煽っている
 ☆「投資とギャンブルは違うものだ」と考えている人は多いだろう
 *しかし、投資の本質はギャンブル以外の何ものでもない
 *老後の生活資金を、NISA利用し投資信託で運用する人
 *老後の生活を賭けて競馬や競輪をやっているのと同じだ
 *投資の世界も競馬や競輪と同じで、ゼロサムグームだ
 *お金が自動的に増えていくということはありえないからだ
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『投資依存症』







『投資依存症治療薬無い』『投資=ギャンブル』『ナンピン買い』
(『投資依存症』記事他より画像引用)
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『若者の苦痛』『川崎協同病院』『射水市民病院』他

2024年09月24日 | 医療
🌸安楽死と尊厳死の是非非々2

⛳ウィーンの病院で起きた慈悲殺人事件
 ☆安楽死法が制定してないオーストリアで、 衝撃的な事件が発覚した
 *ウイーンにある国立ラインツ病院
 *4人の看護師が数年にわたり、計42人の患者を殺害した
 ☆4人は高齢で治癒の見込みのない患者さんが
 *呼吸困難やがんの末期症状に苦しんでいるのが
 *あまりに気の毒だったので
 *見るに見かねて安楽死をさせたのだということでした
 ☆慈悲による殺人ですが、手のかかる患者、文句の多い患者が
 *「慈悲」名のもとにあの世に送られた
 *いわゆる”滑りやすい坂”が現実の事例になった
 *方法、インシュリンの致死量投与、気管チューブに水を入れる等です

⛳安楽死ならぬ苦悶死の現実(筆者の経験)
 ☆21歳の肛門がんの患者さんが末期の状態で手術した
 *がんが骨に転移して、ひどい苦しみようでした
 *モルヒネはとうに効かなくなっており
 *鎮静剤も投与可能な最大量を注射しても
 *苦痛が強すぎて意識を取ることができない状態
 ☆重症回診で診に行くと、堂々とした体格の青年
 *荒い息 「痛い、苦しい、痛い、苦しい」とうめいていた
 *父親が付き添っていて、「何とかしてもらえないでしょうか」と
 *悲愴な面持ちで訴えてきた
 ☆筆者は、ケタラールという麻酔薬を使うことにした
 *最初に麻酔をかけるときに使う量を注射し
 *あとは点滴で維持量を投与すれば
 *患者さんを眠らせることができるのではないか
 *通常の使用法からははずれていますが、背に腹は代えられません
 *病室にもどって父親に方法を説明したあと
 *ケタラールを点滴の側管から注入する
 *うまい具合に青年の意識は薄れ
 *うめき声も不明瞭なものになった
 ☆ケタラールには呼吸抑制の副作用があり、あまり量を増やせない
 *しかし、中途半端な量ではまた意識がもどってしまいまう
 *父親はベッドの横の椅子にへたり込むように腰を下ろしました
 *私も安心して当直室にもどる
 ☆二時間ほどしてようすを見に行くと
 *青年がうめき声をあげない代わりに、呼吸が浅くなっている
 *点滴を見ると、私が調節したのよりかなり速いスピードで滴下していた
 *父親がクレンメを自分で緩めた
 ☆筆者は急いでクレンメをもとにもどし、父親を振り返りました
 *父親は壁際に立ったままうつむいていた
 *点滴にはぜったいに触らないでください
 *今度、同じようなことがあったら、薬の投与をやめますから
 *まだ若かった私は、とっさに強い口調で言ってしまいました
 ☆患者さんが亡くなったらだれの責任になると思ってるんだ
 *そんな気持ちもあったと思います
 ☆その後、青年はうめき声はあげていましたが
 *幸い意識がもどることはなく、朝を迎えることができました
 *朝が来れば当直医は務めを終えます
 *筆者はそのままアルバイト先の病院をあとにしました

筆者は、青年と肩をすぼめてうつむいていた父親のことが気になる
 ☆ケタラールがいつまで有効だったのか
 *青年はどんな最期を迎えるのか
 *安楽死が行われなければ、苦悶の時間が徒に引き延ばされ
 *本人にも家族にもつらい状況が続きます
 ☆なまじ若くて心臓や肺が強い若者
 *苦痛にも耐えてなかなか機能を停止してくれない
 *安楽死をほんとうに必要とするのは、高齢者ではなく
 *若い患者さんと、思わぎるを得ませんでした

思いがけないことが起こる本番の死
 ☆尊厳死や安楽死でも、似たようなことが起こり得えます
 *川崎協同病院事件の場合
 ☆主治医はこのまま延命治療を続けて生きたまま
 *身体が腐っていくような悲惨な状態になる前に
 *治療を終えたほうがいいと判断し
 *家族の同意を得た上で、気管チューブを抜きました
 *家族にも病室に集まってもらい
 *最後のお別れをしてからの処置です
 ☆そのまま安らかに亡くなるはずだったの
 *患者さんが背中をのけぞらせて苦しみだした
 *予想外の事態に、主治医は同僚医師のアドバイスで
 *筋弛緩剤を投与して患者さんを看取りました
 ☆主治医の予測が甘かったとも言えますが、それは結果論
 *脳死と思われる患者さんがそんな反応をすることは
 *ふつうは考えられません
 *それでも主治医は懸命に対応し、なんとかその場を収めたのです
 *家族も最後は主治医に礼を述べて帰って行ったそうです
 *人間関係のこじれによる安楽死・尊厳死の発覚
 ☆射水市民病院の事例
 *当事者の外科部長と、病院長の間に確執があったようです
 *善意の判断で治療を中止し、家族も納得していても
 *あとで病院内の人間関係がこじれると
 *いつ内部告発されるかわからないとなると
 *医者はおいそれと尊厳死や、安楽死に手を出せないことになる
 ☆それでつらい目を見るのは、患者さんでありご家族です
 *せめて尊厳死法の制定だけでも急ぐ必要があるのでは
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』






『若者の苦痛』『川崎協同病院』『射水市民病院』他
(ネットより画像引用)
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『少年期後期』『青年期』『壮年期前期』

2024年09月24日 | 人生訓
🌸人生のシステム2

⛳「花失せたり」(少年期後期「17・8歳」の頃)
 ☆人生の第1の難関がやってくる頃と、世阿弥は言う
 *その意味は、ただ能の役者だけのことではない
 *どこにも通用する普遍性のあることを、世阿弥は言う
 ☆第1の難関の理由は「声変わり」の時期である
 *今までの人気は失せる、体から少年の愛らしさは消える
 *少年は、そこで失望を味わうだろう。どうしたらいいのか。
 ☆人が笑おうとも、そんなことは気にしなくて良いと世阿弥は言う
 *自分の声の限界のなかで無理をせず、声を出す稽古が必要と
 ☆才能があると思われていた少年
 *自分の生理である声変わりにぶつかって、絶望する
 *その時こそ、人生の境目であると世阿弥は言う
 *そこでこそ、能を捨てない意思が必要なのだ
 ☆限界のうちで進歩がない時
 *じっと耐えることが必要である
 *そこで絶望したり、止めてしまえば
 *自分の生理を超えていくことができなくなる
 *無理をせず稽古をつづけることで
 *1つの嵐が過ぎ去るのを待っしかないのだ

⛳「初心と申すはこのころのことなり」(青年期「24・5歳)の頃)
 ☆声変わりも乗り越えて、声も体も一人前に具わってくる
 *若々しく、張り切って上手に見える
 *すわ、上手が出てきた、と人々も褒めそやす
 *時代の名人を相手にしても
 *その新人の珍しさから勝つことさえある
 *珍しいもの、新しいものに世間は敏感である
 ☆名人とはいえ、 いつも見慣れている能である
 *そんな見慣れている能よりは
 *新人の張り切った能や若さの美しさに観客はほればれとする
 ☆この新人がまるで本当に名人に勝ったと思って
 *達人であるかのように思い込み
 *自分勝手な考えをさも偉そうにいったり
 *天才でもあるかのように振舞うのは
 *「あさましき事なり」と世阿弥と言っている
 *世阿弥は、この頃こそ「初心」の時であると言う
 ☆はじめて、自分の芸とまっすぐにぶつかる時である
 *その時に、自分を天才であると思ったりすれば
 *そこで能は進歩をやめる
 *その時こそ、先輩や名人をたずねて
 *よくよく教えをこわないといけない
 ☆「時分」とは、その時かぎりという意味である
 *「まことの花」ではない
 *「時分の花」を、「まことの花」と思ってしまう心が
 *本当の花へといたる道を閉ざすのだと世阿弥はいう
 ☆新しさに頼って、 いつまでも同じことをやっていれば
 *「時分の花」は消え失せる
 *「まことの花」にしていくための準備は
 *「時分の花」が色あせぬうちにするのが必要

⛳「上がるは34・5歳までのころ」(壮年期前期)
 ☆世阿弥は多少の自負もまじえていっているのだろうが
 *この年頃で天下の評判をとらなければ
 *「まことの花」とはいえないといっている
 ☆「上がるは34・5歳までのころ、下がるは40歳以来なり」
 *上手になるのは、34歳か35歳まで
 *40歳を過ぎれば、ただ落ちていくばかりである
 ☆世阿弥は、 35歳くらいで頂点をきわめなければ
 *能をきわめることはできないと言っている
 ☆35歳頃の顔にはまだ跛はない。生気があふれている
 *脂ぎっていない。体力もある。
 *その年頃で頂点をきわめなければ
 *それからは容貌も、体力もだんだん衰えてくる
 ☆世阿弥は、 この年齢の頃に、これまでの人生を振り返り
 *今後の進むべき道を考えよと言っている
 *34・5歳で、人間のポジションは決まってくる
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世阿弥の言葉』




『少年期後期』『青年期』『壮年期前期』
(ネットより画像引用)
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