『琉球王国』２２（政治の本質を知る）

🌸『琉球王国』２２（政治の本質を知る）

　☆沖縄県に残る異国「琉球」の歴史
　☆幕藩体制の中の異国沖縄の独自の歴史を分析
　＊琉球王国は、１４２９年から１８７９年の４５０年間
　＊琉球諸島を中心に存在した王国
　☆著者、高良倉吉

⛳『琉球王国』著者のプロフィール
　☆沖縄県は１９世紀後半まで「琉球王国」と呼ばれる独立国だった
　☆本書のでは、１５世紀から４５０年続いた琉球の歴史を詳細に分析し
　＊現代も色濃く残る沖縄の特徴を浮き立たせていく
　☆沖縄県誕生以前には
　＊「日本列島の国家とは異なる統治機構が存在していた」歴史
　☆１４世紀、中国を長く支配してきたモンゴル人国家「元」が滅びる
　＊漢族の「明」が建国された
　☆１４世紀、琉球は３つの勢力圏が出現し、覇権を争う時代
　＊その時代、「中山の尚巴志」がすべての地域を制圧
　＊統一王朝の琉球王国が誕生する
　☆当時の中国は諸外国に従属的な外交関係を結ばせる冊封体制
　＊琉球王国は、冊封体制に飲み込まれながら
　＊地理的条件を活かし、アジアに交易を展開する国家として繁栄した

⛳『琉球王国』での著者の思い
　☆琉球王国は、徳川家康の意向を受けた薩摩藩により侵攻された
　＊幕藩体制の中に組み込まれ、「琉球藩」と名を変えた
　＊しかし、明治政府に併合されるまで実質的に王国体制は残った
　＊行政の執行権だけでなく、中国皇帝との外交関係も維持していた
　☆本書に書かれた視点から分析すると
　＊「日本は単一民族」と発言する政治家を重用する政府
　＊沖縄県の考えいつまでたつても噛み合わない理由が見えてくる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、『世界の古典』より

『琉球王国』２２（政治の本質を知る）

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