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『粘膜免疫』『粘膜ワクチン』

2024年11月28日 | 医療
🌸粘膜免疫

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

粘膜での自然免疫の仕組み
 ☆粘膜免疫とは気道、腸管、泌尿器などの粘膜面で起きる免疫反応
 *粘膜とは、口、鼻、肺、胃、腸管などの内側を覆う膜のこと
 ☆粘膜からは粘り気のある液体(粘液)が常に分泌されている
 *粘膜に異物が入ってくると
 *粘液がその湿気と粘り気を利用して異物を包み込む
 *粘液には殺菌性物質が含まれている

 ☆気道粘膜では、その表面に線毛とよばれる非常に小さな毛が生えている
 *線毛は常に一定の方向に向かって動いているので
 *粘液に捕捉された異物は咳や痰とともに口や鼻から排出されたり
 *唾液と一緒に胃の中に入って胃液で分解されたりされる
 ☆非特異的に異物を排除する自然免疫の一種

⛳粘膜で獲得免疫の仕組み
 ☆粘膜免疫で大事なのは、IgAという特殊な抗体の存在
 *粘膜IgAは特殊で、特定の病原体だけに反応するのではなく
 *さまざまな病原体や異物に結合してその働きを不活化する
 *守備範囲が広いのが特徴
 ☆病原性を失わせた病原体(不活化ワクチン)投与
 ①目や鼻からワクチン投与
 *鼻腔粘膜や腸管粘膜に当該病原体に対する
 *IgA抗体がたくさんでき、からだの抵抗性を大きく高めてくれる
 ➁筋肉や皮下からワクチン接種
 *血液中にはIgMやIgG抗体がたくさん出現し
 *全身的な免疫はできるのですが
 *IgA抗体は血液中でも粘膜面でもあまりたくさんできない
 ☆粘膜面での病原体の防御にもっとも大事なのはやはり
 *粘膜面でできるIgA抗体

粘膜に免疫を誘導するワクチン(粘膜ワクチン)
 ☆鼻への噴霧や経口によるワクチン投与での
 *粘膜IgAを誘導する試みが多々なされている
 ☆粘膜を介してのワクチン投与の問題点
 *粘膜にバリア機能があるため
 *粘膜面に抗原を投与しても排除されることがある
 *人により、体内に入らないことがあり、個人差が大きい
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『粘膜免疫』『粘膜ワクチン』
(『あなたの健康は免疫でできている』他より記事画像引用)

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