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空海の「10の謎」を検証する9~10(5)

2020年11月12日 | 宗教
🌸空海の「10の謎」を検証する9~10(5)

⛳9、死をめぐる謎―死因の噂、空海は今も生きている
 ☆空海は62歳で高野山で”入定(死去)”した
 *真言宗では”入定”とし、今も”定(じょう)”入っていると表現する
 *”定”というのは、禅と同じで「瞑想」という意味

 *常識的に考えれば、1200年前の人間が生きているわけがない
 *何か密教的な意味づけがなされている
 ☆空海は晩年、顔面に癖(悪性のできもの)で苦しんだ
 *それは水銀中毒ではなかったか
 *空海は、水銀から不老不死の仙丹をつくつて服用していたのでは

 ☆空海が、不老不死を目指した理由
 *空海は、正統の密教を弟子たちに授け終わると
 *「永く山に帰らん」と言い残して都を去る高野山に引きこもる
 *五穀を断って、みずから死の準備に入った
 *遠い未来、56億7000万年後に弥勒菩薩がこの世に降りてくる
 *われはそのときまで、高野山の東の峰で禅定に入ることにする
 *嘆き悲しむな、これは始まりで、終わりではないのだ
 *それ以来、1200年のあいだ、石窟の扉は固く閉ざされたまま
 ☆空海は今も瞑想したまま、高野山の奥之院で生きつづけている
 *これは、日本密教の最大にして最秘奥の謎

⛳10、大師伝説の謎―死後も全国各地に出没していた
 ☆空海は”自分の死”すら演出していたフシがある
 *高野山を終焉と地とした(長安の青龍むと同緯度)
 *未来仏である弥勒菩薩の降臨を待つ
 (世界の終わりの日に空海はふたたび現れる)
 *自分が死んでないかのように見せかけるシステムを作った
 (奥之院の封印、不死身伝説の流布を弟子に命じていた)
 *自分自身を”時空を超えた存在”に祭り上げたのでは
 ☆空海がほんとうにすごいのは、死んだあとの話
 *行っていないはずの場所にまで現れて奇跡を示しはじめた
 *日本各地で弘法大師空海は目撃され
 *ある場所では温泉や霊水を噴き出させる
 *ある地方では困窮した民を救い、またあるときは極悪人を改心させた
 *大師伝説の残る地は、全国に3000を超える
 ☆「四国八十八カ所」の霊場
 *「同行二人」と書いた笠をかぶつて巡拝する
 *空海は今もなお”霊的に”生きていると言っていい

 ☆空海が留学していたころの長安、キリスト教が伝わっていた
 *空海はイエスの伝説をきっとどこかで聞いて知っていたはず
 ☆空海は自分の死をイエスになぞらえて演出したのでは
 *日本に救世主の信仰システムをつくり上げた見方も成り立つ
 *救世主として、未来仏として永遠のなかに身を投じること
 *みずからを仏となすことの完成形が、そこにあった
 ☆全国各地に出没し、今もどこかに出現しつづける弘法大師
 *完全に超人となった空海の姿である
 *それが”即身成仏”というものの本質
                (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『眠れないほどおもしろい「密教」の謎』




空海の「10の謎」を検証する9~10(5)
『眠れないほどおもしろい「密教」の謎』より画像引用)

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