🌸なぜ原爆を落としたアメリカを恨まないのか
☆今の日本人に決定的に欠けている日本の「自我」
☆日本人は思考停止に陥っている
☆宮崎学『突破者の遺言』の一部を再編集
⛳「日本人」という自我
☆我が国の閉塞状況は論を俟つまでもない
☆根本理由は、我々が思考停止に陥っていることにある
☆世界は再び動乱の時代を迎えている
*日本だけは相変わらず「対米追従」の国是を盲信している
*そろそろ乳離れすべきだ
☆本来ならば冷戦終結を転機とすべきだった
☆日本は思考停止状態のまま
*「アメリカ」という選択肢を選んだ
*単なる惰性、現状維持にすぎなかった
☆我々は改めて我が国の針路について
*思考、決断、選択をし直す必要がある
☆筆者は、日本独自の道があるはずだと考えている
☆ベトナム戦争は二面性を持っていた
*資本主義対社会主義の冷戦
*欧米帝国主義対ナショナリズムの独立戦争
⛳中国もアメリカも敵に回した日本の矛盾
☆明治維新以来、日本は常にこの自己矛盾に直面してきた
☆我々は近代的な意味での「日本人」という自我を問うのが必要
☆自我は他者と出会って生まれるもの
*現在の「日本人」という自我は、ペリー来航に端を発している
*我々は、性急に「日本人」という自我を形成しすぎた
*我々は「日本人」という自我を形成強化するために
*他者として敵を求めすぎてしまった
☆明治維新は「アジアの帝国主義」を目指した
*矛盾逆説である、アジアが植民地を意味していた
*帝国主義が欧米を意味する当時
*日本の自己矛盾はここに起源を持つ
☆日本は「名誉白人」として列強と競合しながら
*朝鮮を植民地化し中国を侵略した
*同時に「アジアの盟主」として米英に反旗を翻し
*「大東亜戦争」を戦った
☆日本の敵は中国とアメリカだった
⛳ベトナム戦争で矛盾を突きつけられた
☆日本は、戦後も自己矛盾は終わらない
*冷戦時、「アジアの資本主義国」も一個の矛盾
☆日韓以外のアジア諸国の多くは左翼ナショナリズムの道へ進む
*社会主義国になっていた
☆日本はベトナム戦争のような形で矛盾を突きつけられてきた
*冷戦が終わり、共産主義が自壊する
*資本主義もまた自壊し始めた
*世界各国はみな資本主義の毒に蝕まれている
☆各政府は自ら進んで資本主義の毒を全身にかぶっている
*そのエキスが新自由主義である
☆「カネ」という唯一絶対の価値観が人間の差異を塗り潰し
*伝統をぶち壊し、社会を造り替え、文化大革命と大差ない
☆資本主義は社会主義に近づいている
⛳明治維新以来の「日本人」の自我を見つめ直す時だ
☆対立軸や敵を失った日本は、自我を見失った
☆日本は、単なるアメリカの従属国に堕落していく
☆積極的に中国や韓国と敵対しようとしているように見える
*敵を求めることで必死に自我を見出そうとしているかのようだ
☆米中対立を除けば
*日本がアジアに敵対しなければならない条件は見当たらない
☆我々は明治維新以来の「日本人」という自我を見つめ直し
☆我々が背負わざるをえなかった矛盾逆説と向き合い
☆新たな道を、アジアへの真の道を追求すべきである
⛳「民族主義者」の目は輝いていた
☆筆者が、台湾の古い友人に「中国共産党はどうなんだ」と尋ねると
☆友人は「あいつらはチャンコロだ」と吐き捨てた
☆大陸から台湾に移ったとはいえ
*彼の口からそんな差別語を聞くとは
☆毛沢東と中国共産党が大陸から我々を追い出した時
☆彼らが、何をしたかは忘れない
*同じ漢民族だからこそ日本人より遥かに残酷だった
☆英語では民族主義と国家主義
*ナショナリズムの一語で表現されている
⛳戦地にいる人々は、語勢と目の輝きが違った
☆我々は民族をどう考えたらいいのか
☆彼女は、小中学生の少女と見間違うような小柄な女性
*南ベトナム解放戦線の一員
*誰よりも熱心に民族独立を語った
*筆者は、その語勢に圧倒された
*彼女の目の輝きが違うのだ
☆旧ソ連と中国の秀才も圧倒されていた
☆大半の日本人はサイゴンが陥落するなど思っていなかった
*北ベトナム軍と南ベトナム解放戦線の兵士たち
*雲霞の如くサイゴンに押し寄せた
*彼らはきっと、あの目をしていたに違いない
☆彼女の目の輝きだけが忘れられない
(敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『プレジデントオンライン』
なぜ原爆を落としたアメリカを恨まないのか(1)
(『プレジデントオンライン』記事他より画像引用)
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