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心意気
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『おもろさうし』14(世の中の仕組みを俯瞰する)

2020年12月03日 | 生活
🌸『おもろさうし』14(世の中の仕組みを俯瞰する)

 ☆神歌から労働歌まで網羅する沖縄の「歌集」  
 ☆五穀豊穣や平和を祈る歌から沖縄と日本の源流を感じる
 ☆「おもろ」は「思い」と同源の語で、歌を意味する
 *ルーツは祭祀における祝詞
 ☆「そうし」を漢字表記すれば「草紙」
 *大和の「草紙」に倣って命名された
 ☆編集、外間守善

⛳『おもろさうし』編集者のプロフィール
 ☆沖縄人の世界観察の視座には独特の魅力がある
 *中国とも東南アジアの島々とも文化的に深くつながる
 ☆独自の文化を育んできた琉球
 *古い文献から、言語的に大和の言葉とつながっていたのが分かる

 ☆沖縄の古い文献、主語―目的語―述語の文法で書かれている
 *大和で使われていた古語も随所に見受けられる
 *言語のルーツは大和と共通する
 ☆主語―述語―目的語の文法で構成された中国語とは異なる

⛳『おもろさうし』の概略
 ☆『おもろさうし』
 *1531年~1623年にかけ発刊された沖縄最古の歌集
 *それらを一冊に綴じた意味の「草紙」である
 ☆さまざまな歌が、首里王府によって編纂された
 *神歌で国家をまとめあげるという中央集権的な意図もあった
 *神事を司る王を讃える歌もある

 ☆他方、地方や離島の歌も拾い集められている
 ☆地方には、神女がいて、豊穣・豊年といった神事を執り行っていた
 *それらに関する歌から、古代沖縄の土着的な宗教観が伝わってくる
 *歌の中には「呪い」があり「祈祷」がある
 *善と悪、幸福と不幸が並存している
 ☆ここでいう歌
 *明確なメロディが付随る歌ではない
 *詠み上げる際、ある程度の節回しはあったと思われる
 *それらが、琉歌となり、現在の島唄、沖縄民謡へ展開していった
 ☆収められている「おもろ」は沖縄本島だけでない
 *久米島の「おもろ」も収録されている
 *「おもろ」によれば、世界の中心は久米島だ

⛳「おもろさうし」本の出版
 ☆岩波書店の『おもろさうし』
 *沖縄学の第一人者である外間守善が校注を担当し読みやすい
 ☆沖縄学の父として知られる伊波普猷が注釈を添付した
 *『「おもろさうし」選釈』も慧文社から出版されている
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』








『おもろさうし』14(世の中の仕組みを俯瞰する)
(ネットより画像引用)

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