慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

衆院選の争点『経済政策~分配の手法と課題』

2021年10月24日 | 政治
🌸「衆院選の争点『経済政策~分配の手法と課題』」(時論公論)

⛳分配が必要な理由(生活保護申請者の増大)

 ☆各党があげている大きな理由が格差の是正
 ☆格差の現状に関して
 *富裕層が増え、生活保護を申請する人も増えている
 ☆20年前、各世帯の所得水準を最近の水準と比較すると
 *真ん中の中間層が減り、かわりに左端の低所得の世帯が増えている
 ☆生活に余裕のない層が増え、コロナ禍がおそいかかった
 *それが、生活保護の申請増加につながっている

各党の分配や給付をめぐる経済政策の公約
 ☆自民は「新しい資本主義」
 *分厚い中間層を再構築し、賃上げに積極的な企業への税制支援
 ☆公明は0歳から高校3年生まで一律に
 *1人10万円相当の支援を行う事などを掲げる
 ☆立民は「一億総中流社会」の復活を目指すとし
 *年収1000万円位までの人の所得税を実質免除する
 ☆共産は新型コロナウイルスの影響で収入が減った人を対象に
 *1人当たり10万円を基本に給付金を支給する
 ☆維新
 *給付つき税額控除、ベーシックインカムの導入など掲げる
 ☆国民は国民1人当たり10万円
 *低所得者は20万円の現金給付など
 ☆野党各党は消費税をめぐって
 *立民、共産、維新、国民は、税率を時限的に5%に引き下げるとする
 *れいわが廃止を、社民が3年間限定で税率をゼロを訴えている

与党・野党双方が給付や公的な報酬の引き上げを打ち出している
 ☆財源に関して、増税をめぐる具体論に乏しい
 *歳出の多くを国債の発行(借金)で賄う主張が目立つ
 ☆政府の国債発行総額は今年度末
 *990兆円あまりにのぼる見通し
 *年収630万円の世帯が1億円近い借金を抱えているような状況
 ☆現職の財務省の事務次官が政治家の動きにクギをさした
 *「バラマキ合戦のような政策論」と
 *「将来財政が破綻するか、負担が国民にのしかかる」と訴える
 ☆経済界からも批判が出ている
 *将来の財政の負担に触れないなら、責任ある政党とは言えないと
 ☆財源の問題を国民がどう考えるかも焦点となる 
 *分配のために給付を増やせば財政の負担は重くなる

格差是正のために分配政策を行うなら
 ☆今の仕組みや制度をかえ、継続的に再分配を行うことが必要
 ☆社会の富のパイの分け方を変えるのが必要
 ☆今回クローズアップされているのが金融課税で改善も必要
 *所得税というのは本来、累進課税
 *最も高い人の場合、税率は住民税と合わせて55%
 *株や債券などは、他の所得から切り離して一律20%の課税
 *結果として、所得が1億円を超えると負担する税率が逆に減る
 *お金のある人ほど金融資産を多く持っているためです
 ☆以前より、この制度をめぐっては、金持ち優遇税制との批判もあった

⛳分配と並行し、経済をどう成長させるかが重要な論点
 ☆日本経済をふりかえると
 *9年前自民・公明の連立政権に交代して以降
 *株価は大きく上昇する一方で、経済成長率は、低い水準です
 ☆企業は利益をため込んで、力強い成長につながる投資していない
 *賃金も十分に上がらなかったため
 *消費が経済を大きく押し上げられなかった
 ☆各党が掲げる中低所得者層への分厚い分配
 *実現すれば消費を押し上げることが期待されますが不透明
 ☆本当に求められるのは、日本の成長戦略
 *デジタルや脱炭素といった次世代の産業をどう育て
 *どのような政策手段を通じて企業の投資を引き出し
 *成長の新たな原動力としていくのか、各党の論戦を期待したい
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHK『時事公論』












衆院選の争点『経済政策~分配の手法と課題』
『時事公論』テレビ画面より画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平均手取り27万円の激震(... | トップ | 『貞観政要』(じょうがんせ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事