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芥川龍之介の小説『羅生門』

2020年08月31日 | 中田敦彦
🌸芥川龍之介の小説『羅生門』

 ☆『今昔物語集』の内容を一部に交える形で書かれたもの
 ☆生きるための悪という人間のエゴイズムを克明に描き出した
 ☆タイトルの由来は、朱雀大路にあった平安京の正門の羅城門

⛳あらすじ
 ☆平安時代、飢饉や竜巻などの天変地異が打ち続き都は衰微
 ☆荒廃した羅生門の下で、若い下人が途方に暮れていた
 *下人は、仕えていた主人から解雇された
 *彼は、このまま盗賊になろうかと思いつめる
 *羅生門の2階に人の気配を感じた下人、上へ昇ってみた
 *楼閣の上には身寄りの無い遺体が、捨てられていた
 ☆老婆が若い女の遺体から髪を引き抜いている
 *老婆の行為に激しい怒りを燃やした下人
 *刀を抜き、老婆に襲いかかった
 *老婆は、抜いた髪で鬘を作って売ろうとしていた
 ☆老婆は説明する
 *自分が生きるための仕方の無い行いだ
 *ここにいる死人も、生前は同じようなことをしていた
 *生きるために仕方が無く行った悪だ
 *自分が髪を抜いたとて、この女は許すであろう
 ☆髪を抜く老婆に正義の心から怒りを燃やしていた下人
 *老婆の言葉を聞いて勇気が生まれる
 *老婆を組み伏せて着物をはぎ取る
 *自分もそうしなければ、餓死をする体なのだ
 ☆下人は、漆黒の闇の中へ消えていった
 *下人の行方は、誰も知らない

「羅生門」は、芥川龍之介の個性が表れている
 ☆芥川は、生涯人間の醜さと闇について考えいる
 *人間の醜さ、人間は醜いじゃないか
 *人間はみんな俺もお前も醜いじゃないか
 ☆芥川龍之介の出生が、芥川の作風を生んだのか
 *生後7か月で母が精神を病んでしまう
 *叔母に預けられ、11才の時に母は死亡
 *10年間位、狂ったまま母親がそこにいた
 *幼少の時の何かが、芥川を歪め、何かを形作っていく
 ☆芥川は、東大に入り、夏目漱石門下に入る
 *東大は、頭いい人々が多い
 *そのグループで、芥川の「鼻」が、漱石に絶賛される
 *漱石に見いだされた芥川は、大正文壇の寵児になる

 ⛳夏目漱石は「こころ」で描いたように
 ☆時代とか、集団の道徳とかが
 *個人主義に移り変わっていく切なさを書いた
 ☆漱石は、個人主義の最たる作品、作風を絶賛した
 ☆芥川の最盛期に作られた「地獄変」同様である

 ⛳芥川の全てを詰めこんだ羅生門
 ☆「芥川賞」は、彼の名前を冠した華々しい賞
 *毎年多くの作家が受賞している
 ☆芥川賞は、何のための賞なのか
 *人間の醜さと闇テーマの芥川の作品
 *芥川は、分かったのか分からないのか分からないが
 *芥川は、今向こうで救われてるのかどうなのか
 *芥川の魂の行方は誰も知らない
                  (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、YouTube『羅生門』中田敦彦、WIKIPEDIA






芥川龍之介の小説『羅生門』
(ネットより画像引用)



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