慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『死刑囚の記録』29(生きることを考える)

2020年11月11日 | 哲学
🌸『死刑囚の記録』29(生きることを考える)

 ☆東京拘置所の医官が見た死刑囚
 ☆死までの限られた時間をどう生きるべきか
 ☆ 死刑囚が問いかける生きる意義
 ☆著者、加賀乙彦


⛳『死刑囚の記録』著者、加賀乙彦のプロフィール
 ☆作家の加賀乙彦は駆け出しの精神科医
 ☆敗戦の影響で犯罪が激増し凶悪な事件が立て続けに起きていた時期
 ☆「犯罪者がどういう人間なのか調べてみたい」思っていた
 ☆加賀の目の前に1人の男がやってきた
 *強盗殺人、窃盗、詐欺の容疑で東京拘置所に収監された刑事被告人
 *加賀が生まれて初めて出会った殺人犯
 ☆この男との出会い
 *精神医学者としての加賀の人生に大きな影響を与える
 *犯罪学を一生の仕事にしようと決めた加賀
 *男と出会った翌年、東京拘置所の医官となった
 ☆『死刑囚の記録』は加賀が、死刑囚との会話を交わした交流記録

⛳『死刑囚の記録』の概略
 ☆死刑囚が置かれた極限状態を加賀は端的に表現している
 *拘置所は、国家が在監者を拘禁し、戒護し、厳格な規律に従わせる場所
 *在監者の側からいえば、時空にわたつて、自由が制限される場所
 ☆死刑確定者とは
 *囚人は、残された最後の自由の生きることまで制限されている
 ☆死刑囚の中には被害妄想を広げ、現実逃避をする者もいる
 ☆大半の死刑囚は心理が非常に不安定になリ。ノイローゼ状態になる
 *死刑囚のノイローゼ症状
 *彼らに残された時間が限定されている事実と関係している
 ☆死刑囚は、人生を有効に使おうと、忙しく日々を過ごす場合が多い
 ☆確実な死が迫っている死刑囚
 *「濃縮された時間を生きている」と著者は分析する
 *生のエネルギーがごく短い時間に圧縮されている
 ☆死刑囚と対極にあるのが無期囚で、
無期囚は刑務所生活に慣れ
 *人間としての自由な精神の動きを失っていく場合が多い
 ☆遠い未来にまで続く自由のない単調な生活を受け入れるには
 *刑務所に慣れるのが一番楽だからだ
 ☆囚人は、死との距離によって、時間の濃密度が変化している

死までの限られた時間、どう過ごすべきか普遍的な問いである
 ☆著者は、拘置所の外に住む人間と死刑囚の共通点を指摘する
 ☆私たちの未来に確実におこる出来事は死だけであるとすれば
 ☆死刑囚と私たちとは時間のあり方
 ☆本質においては、同じだと考えられないか
                 (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『世界の古典』



『死刑囚の記録』29(生きることを考える)
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 空海の「10の謎」を検証す... | トップ | The New York Times 9 Novem... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

哲学」カテゴリの最新記事