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さっぽろ雪まつりに大雪像「Happy台湾」が登場

2006年02月09日 | 観光と文化
さっぽろ雪まつりに大雪像「Happy台湾」が登場

 2月6日~12日まで開催中の第57回「さっぽろ雪祭り」に、台湾の4つの名所を組み合わせた大雪像「Happy台湾」がお目見えし、注目を集めている。さっぽろ雪まつりはいまや国内だけでなく、海外からの観光客を含め毎年220万もの人々で賑わう冬の風物詩である。年々増加する台湾からの観光客を意識し、今年は「大通り西10丁目」のSTV広場に、台湾を象徴する大雪像が造られた。

 「Happy台湾」は高さ15メートル、幅24メートル、奥行き18メートルで、1月7日からおよそ1カ月かけて、札幌市大雪像制作団により制作された。向かって中央右側に彰化県の「八卦山大仏」、その左に「故宮博物院」、右端に「台北101」、そして背景に「玉山」が配されている。「八卦山大仏」は、実物の高さが22メートルで鎌倉の大仏の倍以上あり、台湾最大、アジアでも指折りの大仏だ。「故宮博物院」は世界四大博物館のひとつで、歴代の芸術品、文化財など65万点が収蔵され、その存在はあまりにも有名だ。また「台北101」こと台北国際金融センターは、台北の中心部にあり、高さは508メートルと世界一のノッポビルで、現代の台湾を象徴する建物である。そして「玉山」は、標高3952メートルで富士山よりも高く、台湾中央にそびえる最高峰だ。さらに、両脇と故宮博物院の手前にあしらわれた獅子や人々の像も、ユーモラスな表情が見る人の心をハッピーにしてくれる。

 関係者によれば、今年は降雪が多く、雪像制作に使用した雪も白かったため、雪像全体の白さも際立って美しいという。市内中心部にある大通公園など3つの会場で、各国の風物や建物をモチーフとした約300基もの大雪像が立ち並ぶなか、「Happy台湾」も多くの見物客を迎え、台湾のイメージをアピールしている。

 また、雪まつりを後援する札幌テレビ局(STV)は、「Happy台湾」の制作を記念した企画をネットで実施中だ。「STV雪まつり特別プレゼント!」と題し、台湾で行ってみたい場所と必要事項を記入して申し込むと、参加者の中から抽選で台湾までの往復ペア航空券があたる(関連HP 〆切2月15日)。


 台湾の大雪像は昨年初めてさっぽろ雪まつりに登場し、今年は2回目となる。これがきっかけとなり、台湾と日本との間にあたたかい「Happy」な交流が生まれてほしい。


《2006年2月8日》台湾週報






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