台湾・札幌百合の会 「ゆりの会」(中国語・日本語での日本と台湾との交流会)taiwanyuri@outlook.com

札幌市地下鉄東豊線「学園前」の台湾語・日本語・中国語交流会。
taiwanyuri@outlook.com

繁体字と簡体字

2005年12月23日 | 語学
http://www.shirakami.or.jp/~umeyu/0025.htm

現在、漢字を使用している国は 中国、日本、台湾の三国である。
中国の清国時代まで使用されていた元の漢字(繁体字)を使用しているのは 台湾である。蒋介石は 中国の漢字をそのまま継承した。中華人民共和国は 簡体字を使用している。普段常用する約4,000字の繁体字の中から2,238字
を 画数を減らしたりした「常用簡体字」として、1964年に定めた。
日本の「当用漢字」も繁体字をいくらか、簡略したものが多い。

   繁体字   聽  氣  
   簡体字   听  气  
   日本字  聴  気  

  上に、繁体字と簡体字と日本字の順にその例をあげましたが 簡体字出ていますか。もし、文字化けを起こしていましたら 「表示」の「エンコード」をクリックして、「簡体字」をクリックしてみてください。もしすべてが文字化けを起こしたらもう一度「表示」の「エンコード」ををクリックして、「日本語(自動)」をクリックし直してください。元に戻ります。
さて、この漢字は いつ頃に完成し、どのように周辺国に伝来されたであろうか。
現在のところ、漢字の最古の文献「詩経」が紀元前8世紀頃作成され、戦国時代の諸子百家は漢字を用いたので
ないかとされている。秦の始皇帝が中国を統一した紀元前221年には完成し、流布していた。唯この時は 小てん体
で、漢代には 隷書体が常用され、この隷書体を簡略化したのが楷書体である。以後現在まで、漢字の基準字体
となっている。
 漢字は 表意文字であり、古くから交流のあった朝鮮、日本、ベトナムは 漢字文化圏と言われている。
 ハングル文字や日本のかな文字は 表音文字で、漢字の概念をこの表音文字で示しているとされる。ベトナムも同様と、言う。
 
 と言うことで、中国、台湾、日本、韓国、朝鮮、ベトナムが 漢字文化圏である。



日本人が外国旅行して、安心感を抱くのは 台湾である。これはいろいろの要素があると思いますが 1つは 顔や肌の色が似ていることです。もう1つは 文字が繁体字で 65才以上の日本人は 戦前教科書で習った漢字なのです。街の標識やホテル内の標識がほとんど読めて理解できるからです。あと、かって日本の植民地だったことがあり、その体臭が染み着いているからであろう。

詳しい内容はこちらへ
http://www.shirakami.or.jp/~umeyu/0025.htm

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