敬老の日は２ 鏡の中の…

前回の続きです。ああ、きょうはもう既に秋分の日では

さてさて気を取り直して１５日敬老の日、シャオは祖母宅へ
祖母宅ではあちこちを探検してまわります。
横長で平屋の祖母宅はなかなか興味深いもよう。


あちこちを見たシャオは最後に隅の小部屋へと…。
ここには鏡台が置いてあって、いわばお化粧の間。

鏡台の脇の、裏庭に面した窓からしばらく外を眺めていたシャオ


ふと、向きを変えて戻ろうとした、その時…
シャオは、うっかり、たまたま、見てしまったのです
鏡の中から自分をじっと見つめている
茶色と白のふさふさなわんこを…

「あ！見ちゃった…」
と思うこちらが驚くほど、見る見る尻尾が
ぶわわわ～と逆立ち…

「ウワワンワーン」と吠え突っ走りました

自分、それ自分だから！


以前にも我が家の玄関の姿見に映った自分に驚いて
鏡の裏側の部屋まで回って確認していたシャオ。

その時はそれが自分らしい、ということに気付いたらしく、
以後その鏡を見ようとしません。顔を背けます。

ＴＶから犬の声がすると怒ってＴＶに向かって吠えるくせに、
自分が映っている動画をＴＶに映している時は
画面を見ないシャオ。

…自分の犬としての姿を認識したくないのかも…
（ので、ＴＶに動画を映すのはなんだか悪いような気がしてあんまりしません）


ううーむ。

今回はシャオと鏡の前に一緒に戻って
「ほらシャオだよー。カッコイイでしょ？」と宥めたのですが

帰宅後、同行しなかった家族にそのことを話している時です。

突然「その話はしないで！！」といわんばかりに
あんまり聞いたことのない悲しげな悲鳴のような
鳴き声をあげたシャオ
ごめんねーもうしないよ～

前一緒に暮らしていたわんこ達は誰も
鏡にもＴＶにも関心を示さなかったので驚きです。



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