「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

やっぱり、考えてしまいます・・・・

2011-04-16 19:00:38 | 「考え込むけぶ」
大震災から一カ月経過しました。

とうとう石原軍団が石巻で炊き出しを敢行。

紙メダルを誇らしげに首からかけ、まるで『まぐろ』の時のような出で立ちの渡さんを画面で拝見した時に号泣してしまいました。
舘さんも必要以上に重くならず、軽やかに対応していたのにも感銘を受けました。

多かれ少なかれ、石原軍団を古くから知っている人たちは涙なくしては直視できないでしょう。
石原プロ自体の内情も苦しいでしょうし、渡さんにしても重い身体でしょうし・・・。

渡さんの姿勢も一貫して変わらない、あくまでも自分たちで出来る範囲で、自分たちの領分で、精いっぱいの事をやろうと言う部分。
それを逸脱しても他方に迷惑がかかることを十分考慮してのことだと思います。
ひとつ云えば、石巻のあの場所を選んだのもあれだけの事をするスペースを確保できたのが、あそこだけだったのではないかと思います。

タイムリーな対応を求める向きもあるようですが・・・。
それはあまりに依存しすぎです。

計画、立案、スポンサー集め、用意、スケジュール調整、出向く場所の選択など、逆に準備期間があったからこそこれだけのことが出来たのだと思います。

よく、「勇気を与える」という事を言うのはおかしいという事を聞きます。
渡さんもそれはおこがましいと思われているようです。
当然です。

こちらこそ、被災された方々に勇気を頂いていると思います。

被災していないのにもかかわらず、漠然とした不安に襲われている中で、懸命に生きようとしている被災された方々を拝見すると、そんな不安などは屁のようなもの、とりあえず今現状で前向きに出来ることをしなければならないと私は感じます。
そうでなければ、大震災直後にも書きましたが、共倒れになってしまいます。

しかし、どうしてこういうことを書くかというと・・・。

自粛はそれは悪いことではないし、しなければならないシーンはあります。
しかし、大震災前に既に日本経済はある程度の疲弊を見ていましたが、ここに来て「観光・飲食業」が危機に瀕する懸念が出ています。
それは、外国からの観光需要の激減と、日本の自粛キャンセルのダブルパンチが襲っているようです。
漏れ聞くところによると、某観光バス会社は倒産、登別温泉のホテルは客が激減して休業を余儀なくされているとか。
今の段階でそのような事態になっているため、GWに乗りきれるかどうかがひとつのヤマになっているようです。
どんちゃん騒ぎはいかがなものか・・・とは思いますが、資本主義経済の中でお金が回らないのはその国を滅ぼすことになりかねませんから・・・。
被災地とは関係無い土地や業界と思いきや、大小の繋がりはあるものなので、弁えてかつ健全な行動をしなければならないと私は思っています。

でも、今回の大震災は個人レベルでも非常に難題です。
どうしたらいいか、なにができるか・・・・。

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