TAKA's ROOM [JORDAN BRAND&NIKE T-HAC CENTER]

Room to introduce JORDAN&NIKE SNKRS.

AIR ZOOM GENERATION(white×Varsity Crimson×Black)

2006-04-01 00:50:29 | NIKE LEBRON
 今ではNBAでも1、2を争うプレイヤーになってしまったLeBron Jamesの1stシグネチャーモデル。先日行われたオールスターでは史上最年少MVPを獲得。名実と共にオールスターになった。

 レブロンのシグネチャーでありつつ、シューズ名が“GENERATION”と冠されているのは、レブロン自身の要望で、まだNBAで何も残していない自分がシューズに名前を入れたくない。シューズ名は実力で勝ち取るとネーミングを拒否したらしい。AIR ZOOM GENERATIONは次世代のスターという意味が込められている。しかし、名前は“GENERATION”ではあるが、「ZOOM LEBRONⅠ」ととっていいと思う。

 前足部には反発性の高いクッション性を実現するZOOM<AIR>、後足部にも高いクッション性のNIKE<AIR>を搭載。軽量で反発性の高いクッション性を保つ。レブロンの愛車ハマーH2にインスピレーション得てデザインされた(フォルム、ヒール部分のTPU製カウンター、タイヤをイメージしたアウトソール、シューレースを通す穴は金属パーツを採用。これも愛車ハマーH2のドアノブからヒントを得たもの)。

 AIR JORDANⅠ~XV、XXをデザインしたティンカー・ハットフィールド。ペニー・ハーダウェイ、ゲイリー・ペイトンなどのシグネチャーモデルをデザインしたエリック・アバー。ヴィンス・カーターのSHOX VCを手掛けたアーロン・クーパーという豪華なデザイナーで構成されている。レブロンはデザイナーと何度も話し合い100以上ものデザイン・スケッチを経て完成したらしい。

 このモデルにはNike SphereというNIKEテクノロジーをシューズに搭載している初のモデルになった。急速速乾、そして軽量なこの素材でシューズ内は常に快適な状態に維持されている。

 通常シグネチャーモデルにはNIKEのロゴやスウッシュロゴは小さ目に入れられていたが、レトロ好きなレブロンの要望で、大きくスウッシュが入れられている。

 NIKEが次代のジョーダンとしてレブロンに高額の契約(5年間9000万ドル<日本円で約106億2000万>)を掲示した時、まだ実力未知数な18歳の若者に100億以上の価値はあるのか!?と疑問符も投げ掛けられたが、結果的に2003-04年シーズンで最も売れたシューズとなる。驚きの販売即数は全世界で100万足に迫ったらしい。

 ちなみに補足で、NIKEとしてはゴルフのタイガー・ウッズとの10億ドル(約118億円)に次ぐ契約だった。この場合、契約のボーナス1億ドル(約11億8000万円)が含まれていたので、レブロンはルーキーでいきなりタイガーと同じ待遇を得た事になっていた。

 これらの事から、このシューズは将来的に“AIR JORDAN”になりつつある。今持っておいて損はないシューズ。今では手に入れる事は出来ないが。


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