おかげさまで1期目4年間の大府市議会議員としての任務のうち
本会議が全て終わりました。
任期は4月末までですから、臨時会(年4回と決まっている議会の他に召集される、大体1日だけで終わる議会)が急に召集されなければ、本会議場や委員会など正式会議の場で発言することは終わりました。
1期目の冒頭に私は、「目指すもの」として、
1期目に臨む、自分の方向性を記しました。
これから「ミッション2011」と題した数回に分けて、
1期4年を経験したことを踏まえて、
これからの4年間について、
皆様に向けて、
また
自分の言動に責任を持つために
記していこうと思います。
この4年間、先々でお話してきましたが、
自分が議員になって、議場に行って、見て、聞いて、発言して、判断しようと思ったきっかけは、
子どもが通う大府小学校の道向かいに、ピカピカの市役所庁舎が建ったことにあります。
(大府市庁舎の業務開始は平成12年9月だったようです
市制40周年WEBSite「プロフィール編」参照」
子どもたちの学校は、木造校舎だった時代から、全国で一斉に、
鉄筋コンクリート造の3階建て校舎に代わった時期に建ったもので、
夏にはトイレから悪臭が、廊下を経て教室にまで流れ込む状態でした。
臭いがひどいので、廊下側の窓を開けることができず、
蒸し暑い6月7月に締め切って授業を受けていました。
それなのに!道の向かいにはガラス張りの円形吹き抜けの6階建て市役所庁舎!
「どうして?同じ市の税金なのに、どうしてこういうことになっちゃうの?」
その当時、家業の手伝いで、配達のため地域を回ることも多かった私は、
行く先々で、派手な庁舎に憤る市民の声を聞きました。
あんな税金の使い方するなら、こっちに使ったほうが。
あの庁舎にかかった税金で、こういうことをしてくれていたら。
「みんな、あんなふうに税金を使って欲しくなかった、って言ってるのに、どうしてできちゃった(あんなふうに使えちゃった、建てられちゃった)の?」
そこで、
「議会が市役所を建てるのにお金を使っていい、って認めたから建てれちゃったんだ」
↓
「議員さんたちの多数が、建てることに賛成したんだよね」
↓
「でも議員さんって、選挙でみんなが選んでるんだよね。どうして、みんなが思っていることと違う判断を、みんなが選んだ議員さんがしてしまうんだろう?
本当にみんながおかしい、って思うことを進めてしまう議員さんなら、選挙で通らないはずなのに?」
この疑問が原点です。
この疑問は、実はいくつかの示唆をしていたと、今はわかります。
この原点から導き出す課題
その1
議会は民意とかけ離れた議決をしてしまうところなのか。
かけ離れた議決に至る理由が見えない。どうして?
その2
税金を使う優先順位はこれでよかったのか
その3
知らない、知らされていないうちに、あれもこれも決まってしまっている不快感。
ざらざらとした違和感。
そして、みんな口々に批判するけど、これを繰り返さないための手を誰も打てていない。
その4
お役所が悪い、議員さんが悪い、と言うだけで、不満な現実を受けて誰も行動していない
そこから数年を経て「選挙って誰でも思い立てばできるのね?」と良からぬ?知恵をつけ、
ちょうどその時、経験してきた職の転機を迎えたことも相まって
2007年、前回の統一選を迎えたわけです・・・
課題その1は
民意とかけ離れた議決をしない議員になろう。
議会で起こっていることを、ちゃんとみんなにお知らせしよう。
課題その2は
「もったいないがね!そう思わん?」の統一選キャッチコピーに。
課題その3は
こういうことが起こらない「システム・制度の問題」を改善しよう
課題その4は
人任せにしないで、自分が議員になって、議決の現場に立会い、判断しよう。
こうして、1期目に臨む立脚点が完成していたのでした。
本会議が全て終わりました。
任期は4月末までですから、臨時会(年4回と決まっている議会の他に召集される、大体1日だけで終わる議会)が急に召集されなければ、本会議場や委員会など正式会議の場で発言することは終わりました。
1期目の冒頭に私は、「目指すもの」として、
1期目に臨む、自分の方向性を記しました。
これから「ミッション2011」と題した数回に分けて、
1期4年を経験したことを踏まえて、
これからの4年間について、
皆様に向けて、
また
自分の言動に責任を持つために
記していこうと思います。
この4年間、先々でお話してきましたが、
自分が議員になって、議場に行って、見て、聞いて、発言して、判断しようと思ったきっかけは、
子どもが通う大府小学校の道向かいに、ピカピカの市役所庁舎が建ったことにあります。
(大府市庁舎の業務開始は平成12年9月だったようです
市制40周年WEBSite「プロフィール編」参照」
子どもたちの学校は、木造校舎だった時代から、全国で一斉に、
鉄筋コンクリート造の3階建て校舎に代わった時期に建ったもので、
夏にはトイレから悪臭が、廊下を経て教室にまで流れ込む状態でした。
臭いがひどいので、廊下側の窓を開けることができず、
蒸し暑い6月7月に締め切って授業を受けていました。
それなのに!道の向かいにはガラス張りの円形吹き抜けの6階建て市役所庁舎!
「どうして?同じ市の税金なのに、どうしてこういうことになっちゃうの?」
その当時、家業の手伝いで、配達のため地域を回ることも多かった私は、
行く先々で、派手な庁舎に憤る市民の声を聞きました。
あんな税金の使い方するなら、こっちに使ったほうが。
あの庁舎にかかった税金で、こういうことをしてくれていたら。
「みんな、あんなふうに税金を使って欲しくなかった、って言ってるのに、どうしてできちゃった(あんなふうに使えちゃった、建てられちゃった)の?」
そこで、
「議会が市役所を建てるのにお金を使っていい、って認めたから建てれちゃったんだ」
↓
「議員さんたちの多数が、建てることに賛成したんだよね」
↓
「でも議員さんって、選挙でみんなが選んでるんだよね。どうして、みんなが思っていることと違う判断を、みんなが選んだ議員さんがしてしまうんだろう?
本当にみんながおかしい、って思うことを進めてしまう議員さんなら、選挙で通らないはずなのに?」
この疑問が原点です。
この疑問は、実はいくつかの示唆をしていたと、今はわかります。
この原点から導き出す課題
その1
議会は民意とかけ離れた議決をしてしまうところなのか。
かけ離れた議決に至る理由が見えない。どうして?
その2
税金を使う優先順位はこれでよかったのか
その3
知らない、知らされていないうちに、あれもこれも決まってしまっている不快感。
ざらざらとした違和感。
そして、みんな口々に批判するけど、これを繰り返さないための手を誰も打てていない。
その4
お役所が悪い、議員さんが悪い、と言うだけで、不満な現実を受けて誰も行動していない
そこから数年を経て「選挙って誰でも思い立てばできるのね?」と良からぬ?知恵をつけ、
ちょうどその時、経験してきた職の転機を迎えたことも相まって
2007年、前回の統一選を迎えたわけです・・・
課題その1は
民意とかけ離れた議決をしない議員になろう。
議会で起こっていることを、ちゃんとみんなにお知らせしよう。
課題その2は
「もったいないがね!そう思わん?」の統一選キャッチコピーに。
課題その3は
こういうことが起こらない「システム・制度の問題」を改善しよう
課題その4は
人任せにしないで、自分が議員になって、議決の現場に立会い、判断しよう。
こうして、1期目に臨む立脚点が完成していたのでした。