大府市議会平成23年第1回定例会には
「大府市緑の保全及び緑化の推進に関する条例」の全部改正が提案されていました。
昭和48年に制定されたもので、
第5次総合計画初年度にあたり、
「大府市緑の基本計画」を見直した際に、
その委員の方々から、条例見直しの必要をおっしゃられたので、
行政内部で検討し、この全部改正の提案に至ったとのこと。
全部改正に際し、条文詳細、逐条解説など添えて、市民委員に意見を求めたり、
パブリックコメントをとるなどしていませんでした。
大府市では昨年、環境基本条例の全部改正にあたり、
条文を検討する段階から、市民委員に参画していただき、
「自分たちが制定の段階から関わったから、自分たちも主体的に実施していく」
という状況整備ができた、という良い事例を持っていました。
しかし、今回は、行政内部だけで話し合って、全部改正をまとめてしまいました。
条文には不服ありませんが、その改正プロセスは残念でしたので、
委員会の審査で、上記のプロセスについて質疑応答により明確にしておくことと、
私の見解は表明していましたが、
改めて本会議場で賛成討論として申し上げました。
以下、簡単な討論メモです。
実際に発言したときは、もう少し補足(○条において△△を規定されており・・・)して
述べています。
【メモそのまま】
目的、定義、基本理念など、条例の根本となる部分を明確に定めたこと
主体間の協働と、施策の継続的な推進のための市民も入った委員会を定めたこと
時勢に適した改正と評価する。
ただし、3条に定めるとおり、協働を理念に置く以上は、策定過程において市民の主体的な参加を持つ必要を認識してほしかった。条例制定過程に市民が参画することで、条例の実施に市民にも自らの責任や当事者意識が生まれ、協働の推進に大きな力となるものである。
今後大府市において、協働を理念においた条例の全部改正あるいは新規制定のある場合は、その条文を考えていく過程からも、ひらかれた市民参画をしていくよう申し上げ、賛成の討論とする。
【メモ以上】
リンク
大府市緑の保全及び緑化の推進に関する条例
(リンクは2011年3月現在のもので、4月に全部改正施行後にはリンク内容が変更になる可能性があります)
「大府市緑の保全及び緑化の推進に関する条例」の全部改正が提案されていました。
昭和48年に制定されたもので、
第5次総合計画初年度にあたり、
「大府市緑の基本計画」を見直した際に、
その委員の方々から、条例見直しの必要をおっしゃられたので、
行政内部で検討し、この全部改正の提案に至ったとのこと。
全部改正に際し、条文詳細、逐条解説など添えて、市民委員に意見を求めたり、
パブリックコメントをとるなどしていませんでした。
大府市では昨年、環境基本条例の全部改正にあたり、
条文を検討する段階から、市民委員に参画していただき、
「自分たちが制定の段階から関わったから、自分たちも主体的に実施していく」
という状況整備ができた、という良い事例を持っていました。
しかし、今回は、行政内部だけで話し合って、全部改正をまとめてしまいました。
条文には不服ありませんが、その改正プロセスは残念でしたので、
委員会の審査で、上記のプロセスについて質疑応答により明確にしておくことと、
私の見解は表明していましたが、
改めて本会議場で賛成討論として申し上げました。
以下、簡単な討論メモです。
実際に発言したときは、もう少し補足(○条において△△を規定されており・・・)して
述べています。
【メモそのまま】
目的、定義、基本理念など、条例の根本となる部分を明確に定めたこと
主体間の協働と、施策の継続的な推進のための市民も入った委員会を定めたこと
時勢に適した改正と評価する。
ただし、3条に定めるとおり、協働を理念に置く以上は、策定過程において市民の主体的な参加を持つ必要を認識してほしかった。条例制定過程に市民が参画することで、条例の実施に市民にも自らの責任や当事者意識が生まれ、協働の推進に大きな力となるものである。
今後大府市において、協働を理念においた条例の全部改正あるいは新規制定のある場合は、その条文を考えていく過程からも、ひらかれた市民参画をしていくよう申し上げ、賛成の討論とする。
【メモ以上】
リンク
大府市緑の保全及び緑化の推進に関する条例
(リンクは2011年3月現在のもので、4月に全部改正施行後にはリンク内容が変更になる可能性があります)