大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

【29年6月定例会】議案の少ない定例会でした【報告その1】

2017-06-30 02:41:08 | 議会

6月定例会は23日に閉会しました。

6月定例会は議案が少ないものです。年度始まってすぐなので、予算は3月に議決した当初(年間)予算に、ほとんど変更が生じないのが普通だからです。

しかし、昨年度は、4月に市長選挙があって市長が替わったため、考え方進め方の変更が生じ、6月の補正予算からかなり多くの案件が盛り込まれました。
現在の岡村市長は、盛んに「スピード感を持って進める」と言われます。
変えるべきことは変える、のは良いことですが、スピード感というのは、時に拙速になったり、現場に混乱や負担を生じさせかねません。
次々と後付けになったり、変更したりに慣れてしまって、計画性が軽んじられてもいけません。
なにせ、税金ですることですから。

そんなわけで、市長交代で昨年度は年間を通して予算の変更や条例提案が相次ぎました。
今年度は、現市長が年間の計画を立てたわけですから、そうそう変更はないはず。
果たして、この6月定例会では、通例どおり議案が少なかったでしょうか???

YES → 議案の少ない定例会でした。
ということは、スピード感を持って進める、といっても、年間計画を年度変わって早々に手を加えないといけない、ということにはなっていない、と言えます。

私のこの6月定例会の第一チェックポイントはそこにありました。新体制で初めて年間予算を組んで、初めて通年で取り組む年。
スタートは問題なく始まったようです。

新市長のもとでの新体制の次のチェックポイントは、9月定例会に提案される、昨年度の決算報告になります。
岡村市長が、スピード感を持って、市長交代にふさわしく積極果敢に打ち出された結果、税金を使い過ぎてしまわなかったか。

29年6月定例会議事日程(議案の一覧)はこちら→http://www.city.obu.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000032/32812/2906giji.pdf
議案の参考資料はこちら→http://www.city.obu.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000032/32812/2906sanko.pdf
賛否の結果はこちら(スクロールして下の方にあります)→http://www.city.obu.aichi.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=32812

 






【29年3月定例会】発言したものざっくりまとめご報告

2017-03-23 00:54:39 | 議会

3月定例会は本日22日に閉会しました。私が発言したものざっくりまとめご報告。

【2月28日 初日】
●質疑・大府市一般会計補正予算
●賛成討論・「健康都市おおぶ」みんなの健康づくり推進条例の制定について
● 賛成討論・ふるさとおおぶ応援基金条例の制定について
●賛成討論・大府市健康にぎわいステーションの設置及び管理に関する条例の制定について
→28日の動画はこちらhttp://www.obu-gikai.jp/gikai_result.php?gikaiseq=103

【3月2日】
●質疑・平成29年度大府市一般会計予算 
→2日の動画はこちらhttp://www.obu-gikai.jp/gikai_result.php?gikaiseq=104

【3月9日】
●一般質問 消防・救急について
 糸魚川市駅北大火を受け、密集市街地の火災について
 埼玉県三芳町物流倉庫火災を受け、市内物流倉庫の状況と予防点検について
 火を出さないだけでなく、周辺の火災から身を守る啓発
 太陽光発電システムの火災リスク
 救急出動の現場から福祉につなぐ取り組みについて
 救急車の適正利用について
→9日の動画はこちらhttp://www.obu-gikai.jp/generalq_result.php?gikaiseq_general=107

【3月13日】
建設消防委員会
●質疑 平成29年度一般会計予算 11事業19項目
●賛成討論 平成29年度一般会計予算

【3月22日】
●賛成討論 大府市パブリックコメント手続条例の制定について
●賛成討論 平成29年度一般会計予算

賛成討論では、事業やルールづくりに待ったをかけるまではないが、運用・実施にあたって留意してほしいこと、今後想定される課題などの指摘もあれば、いいことはいい、というもの、など。黙って賛成挙手でなく、コメントつけて賛成している、というイメージで考えていただければ。

→大府市議会3月定例会議事日程 http://www.city.obu.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000031/31914/2903giji.pdf

委員会は動画はありません
22日の動画は1週間後になります


「南海トラフ大地震は来る!~妊婦・乳幼児・女性を守るために~」に参加して。その7(了)

2016-12-29 01:48:42 | 防災 

12月3日に参加した表題のシンポジウムからのメモと、まとめです。

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フォーラム21藤岡喜美子氏
「指定避難所、自主避難所の考え方」
「判断が必要、判断できるリーダー必要」
「こどもが安心できる専門家や大人の連携」
「自己決定と連携」
などのキーワード。

【以下ひとりごと】
連続して投稿しましたが、覚書半分、共有目的(むしろこっち)です。
女性、子どもという視点についてはその1に書きました。

東日本大震災は広大な面的な被害が一度に起こった。原発災害で道は生き残ってても通れないなどもあった。避難生活者数と期間の長期化、遠方への避難。
熊本地震は局地的な被害で、すぐ近くから支援の手があった。集中して復旧の筋道つけられた。(もちろん東日本より軽かったじゃないかなどというつもりは全くない。被災したことでそれまでの生活が一変したこと、当事者のしんどさは思うにあまりある)
では、各々が想定される災害はどんなものか。
南海トラフはどういう形になり、その中で当方はどんなエリアとなりそうか。
標準装備の議論はある程度進んだと思う。オーダーメイドと細やかさ、より「人」の視点にたった構築。
自助、共助、公助、それぞれの進化。
災害は必ずやってくる。

なお、当日リアルタイムでツイートしたものはこちら
山並先生のお話はツイートのほうが具体的な内容が細かいです。

ツイートにしか書いてないこと、こちらにしか書いてないこと両方あります。
ハッシュタグつけずにつぶやいたこと含め当日のツイートはこちら

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Facebookの個人フィードにメモ書きしていたものを再掲。内容ごとに7回に分けてあります。
個人フィードに掲載後、主催者されたみなさんにも、内容を確認していただいています。
主催側の公式なまとめではなく、参加者として書き留めたものです。
個人フィードに掲載後、日にちが経ってから見に来てくださる方もかなりいらっしゃるので、より共有しやすいウェブログにも掲載することにしました。


「南海トラフ大地震は来る!~妊婦・乳幼児・女性を守るために~」に参加して。その6

2016-12-29 01:30:22 | 防災 

12月3日に参加した表題のシンポジウムからのメモです。

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【パネルディスカッションを講師と内容でソートしてメモ書き】
災害ボランティアコーディネーターなごや 椿佳代氏
「自衛で大事な3つは、絶対に生き残る意思を持つこと、備えること、知恵をつける(知ること)こと」
「子どもを守れると思うなかれ、子どもに自らを守る術を教えよ」「1歳の子でも遊びの中で教えれば、自分で自分の身を守る行動ができるようになる」
「専門家はだいじ。でも全部の現場に居てくれるわけじゃない。だからみんなで学んで、対応できる人を増やしていこう。目の前の困ってることを何とかするということ。型で用意するんじゃなくて知識で対応する。」

(日本福祉大学こども発達学科)塩崎美穂氏
「人を安心させる仕事、保育者の役割、専門性。」「保育者の専門性が流通する有効性」
「全ての保育園が避難所になり得るか?地域の人を受け入れるのはムリとほとんどが言うだろう」「保育士不足。100人新卒があっても500人の求人が来る。過酷な現場で続けられないから供給しても追いつかない。疲れている保育の現場で、災害時は預かってるこどもの安全最優先だから避難所までやれないと思うのもムリもない」
「平時から保育の質を上げておくことは非常時に有効」「もとから地域の拠点になるような場、平時から園児と保護者だけでなく地域と関わりを持っている、リーダーがいる場合は災害時に避難所として機能し得る、ことがやまなみ園の事例で実証」
保育士、保育園の社会的存在。社会的有効性、の論点。

あいち小児保健医療総合センター副センター長 山崎嘉久氏
「避難所はなぜ体育館なのか」
「避難所で病人は出る?バイ菌は人から人へ移るもの、混雑してる環境は蔓延させる」
「女性、こども、とは限らず、いちばん弱い人にあわせて考えれば全ての対策になり得る」

藤井氏
性別で避難所を分けるのはどう?→「助産師さんが自主的に避難所を用意して妊婦さんのケアをしようとしたが、夫NGなためにあまり利用されなかった。男女混合、女性だけ、子連れ、などで世帯を大きく区分してみた避難所はうまくいったと聞く」
「自身も被災して診療や通勤ができなくなった看護師さん、医師の方も避難所で医療に当たられていた」

Facebookの個人フィードにメモ書きしていたものを再掲。内容ごとに7回に分けてあります。
個人フィードに掲載後、主催者されたみなさんにも、内容を確認していただいています。
主催側の公式なまとめではなく、参加者として書き留めたものです。
個人フィードに掲載後、日にちが経ってから見に来てくださる方もかなりいらっしゃるので、より共有しやすいウェブログにも掲載することにしました。


「南海トラフ大地震は来る!~妊婦・乳幼児・女性を守るために~」に参加して。その5

2016-12-29 01:17:24 | 防災 

12月3日に参加した表題のシンポジウムからのメモです。

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【以下メモより】
ICTは東日本大震災より活用された。
電話回線は制限がかかることもあり使えなくなるためSNSの活用は有効。中でもTwitter、 Facebook、 LINE。
Twitterは10代から20代、比較的若者が多い。拡散に強い。拡散されたデマに注意するため、公的機関の公認アカウントから情報収集。ハッシュタグは便利だが、「#救助」は本当に必要なときだけにして。
FBは実名。TWより年齢層が上がる。災害情報センター機能が最近できた。無事を知らせる機能はぜひ活用を。安否連絡に有効。
LINEは東日本大震災以降のツール。既読で安否確認できる。身内だけとか濃いつきあいに限って使う分には心配ない。
通信インフラはライフライン。各避難所で携帯各社が充電サービスや無料wi-fiを優先して設置した。
東日本より熊本のほうがICTは活用されたが、悪質なデマは熊本のほうが多かった。利用が普及している分、環境整備だけでなくユーザーも知恵をつける必要がある。
離れたところからアプローチできるので、支援コミュニティがネット上でできて、ニーズにあった支援を展開できた事例もある。

【私の書き足し】
福岡市が災害支援派遣や物資送付にあたって、応援に入った職員がLINEグループを作ってリアルタイムで情報交換し、輸送や物品の把握に大変有効だったとの報告記録がある。
また、支援に入った若者グループも同様に、自主避難所の支援にあたって、LINEグループ機能を使って物資の運搬・供給に活用したとの話も聞いている
(向田氏は時間の制約もあり、初動として広く初心者向けに絞って説明をしてくださったのだと思う)
熊本市長のTwitter活用も報道されたところ。
通信インフラを活用できることも、離れていても手助けの役に立てる可能性を持っている。

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Facebookの個人フィードにメモ書きしていたものを再掲。内容ごとに7回に分けてあります。
個人フィードに掲載後、主催者されたみなさんにも、内容を確認していただいています。
主催側の公式なまとめではなく、参加者として書き留めたものです。
個人フィードに掲載後、日にちが経ってから見に来てくださる方もかなりいらっしゃるので、より共有しやすいウェブログにも掲載することにしました。