高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

カナダ旅行 8日目 今日が山場だ!

2015年09月18日 09時50分04秒 | 旅行
憧れのシャトーモンテベーロに泊まった翌日は、トロントへの移動日である。

この日は、ただ移動するだけで、別に、どこかの観光地を見たり、体験したりと云うような事は無い
平穏な日であるはずだった。

しかし、こんな日の方が、思い出深いのかも知れない!

朝、11時に、タクシードライバーのマリオに、シャトーモンテベーロまで迎えに来てもらい、一路、オタワ空港に

1時間半位かかります。

オタワは、近代都市として計画された、カナダの首都である。

街並みも美しく、市内を流れる川は、冬に為るとアイスリンクに変わるそうだ。

14:00発の飛行機に乗り、13:20分には、カナダ一の大都市トロントに着いた。

今回のトロントでの宿泊も、「ゆったりとした、少し辺鄙な所でも、安いほうが良い」という趣旨で予約をしている。

ガイドブックを見ても、ピアソン・トロント空港から、市内のダウンタウン方面へのアクセツなどは、沢山情報が載っていますが、

私達が予約した「ヒルトンガーデンイントロント」は、ダウンタウンから30キロ以上も離れた所であった。

トロント空港から、グーグルの地図を頼りに、目的の 2774 South Sheridan Way, Oakville, と目指す。

今回、このグーグルの情報力には、本当に驚くことばかりである。

この地図のように、出発地点から目的地までの経路を打ち込むと、

そこまでの乗り換えや、乗り換え場所の指定、何番のバスに乗るのか?所要時間なども、全て出てくるでは無いか!



今回、バスを3回乗り継いで、目的の「ヒルトン・ガーデン・イン・トロント」に行くのだが、

見知らぬ土地で、バスを乗り換えると云うことは、大変なリスクを背負っている。

まず、バスに乗った時、行き先が終着点であれば、それほど、気にすることはない、



所が、今回の様に、途中下車して乗り換えると云うことは、何処で降りなければならないか?絶えず、神経を張り巡らせて居なくては為らない。

日本を旅行するときでも、見知らぬ土地でバスに乗ると云うことは、大変な緊張を要するものなのだ!

1回目の乗り換え、2回目の乗り換え、何とか上手く行きました。



3回目の乗り換えの時、グーグルでは29番線のバスに乗るように出ていましたが、

やって来たのが、13番線のバスだった。乗り込んで、運転手に行き先のバス停に行くか?聞いてみると、

「OK、乗りなさい。」という、

ところが、暫く走っていると、運転手に呼び出されて、もう一度、行き先を聞いてきた・・・・・・(^_^;)

どうも、其処には、この13番線のバスは行かないようである。

そして、どうなったかというと、

バスセンターのような所まで乗って行って、「そこから45番線のバスに乗れ!」と、教えてくれた。

そして、45番のバスの運転手に私達を引き継いでくれたのだ。

いよいよ、45番線のバスに乗っていると、こんどは、この運転手が「此処で降りなさい」という、

ホテルのある方向を指差して、「オーバーゼア~」と教えてくれた。

降ろしてくれた所に、ホテルがあるのか?と、思ったのですが、

そこから1キロ以上行った所にホテルはあるようだ。

大分の田舎でも、田舎の人に道を聞くと、「すぐ、直ぐじゃ~」と、言いますが、それは、相当な距離を行かないと目的地に付きません。

それと同じで、思いスーツケースを転がしながら、1.3キロほど行った所に、

ついに、この看板を見つけました。



悦子と二人で、「ついに辿り着いたね~!」と、手を取り合って喜んだ。

案外、旅の思い出と云うのは、名所旧跡に行ったことより、こういった失敗しながら、「辿り着くだろうか?」と、不安を持ちつつ、ハラハラしたことが、良い思い出に為るのでは無いだろうか?

今回の、カナダ旅行での、一番の山場を超えたのかも知れない!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カナダ旅行 7日目 2  シ... | トップ | カナダ旅行 9日目 トロント »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事