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2017年11月の夜空

2017-10-23 16:22:20 | 天文・事象
2017年11月の夜空
  2017年  11月
  11月1日は十三夜です。中秋の名月のあとのお月見で栗などを供えてお月見します。満月では無く、少し欠けているのが栗のようです。そして7日は立冬で、いよいよ冬支度の季節となります。今月は流星群の情報が2件あります。
★ 1日、十三夜(月齢12.3)今年の中秋の名月が遅くなり、従って十三夜も遅くなりました。
★ 5日、おうし座南流星群が極大になります。おうし座は19時頃、月と共に東の空から昇って来ます。4日が満月で月明かりのため条件は良くありません。
★ 12日、おうし座北流星群が極大になります。おうし座は19時頃、東の空から昇って来ます。月明かりも無く、条件は良好です。おうし座流星群は5日と12日が極大となっていますが、ピークと言う程の物は無く11月上旬全体が目安とされています。
★ 13日、夜明け前の東の空で金星(-3.9等)と木星(-1.7等)が大接近します。少し上に火星(1.8等)が、更に上の方に三日月(月齢24.3)がいます。
★ 14日、夜明け前の東の空で金星(-3.9等)と木星(-1.7等)が接近します。近くに火星(1.8等)と三日月(月齢25.3)がいます。
★ 15日、夜明け前の東の空で火星(1.8等)と三日月(月齢26.3)が接近します。
★ 16日の明け方の東の空で金星、木星、月、火星が略1列に並んで居ます。
★ 17日の明け方、東の空で金星(-3.9等)と木星(-1.7等)と三日月(月齢28.3)が接近します。少し上に火星(1.8等)がいます。
★ 18日、しし座流星群が極大になります。しし座は夜中の1時頃、東の空から昇って来ます。極大になるのは1時頃ですが高度が低いので高度が高くなる2時か3時頃が観察時です。月明かりも無く観察には良好です。
★ 20日の夕方、南西の空で水星(-0.3等)と土星(-0.5等)と三日月(月齢1.6)が接近します。高度が低いので西の空の開けた所で観察して下さい。
★ 24日の夕方、南西の空で水星(-0.3等)が東方最大離角となります。高度が10度程度で低いので高度の高い早めの時間に見付けましょう。双眼鏡があれば見付けやすいですね。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
    ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 11月の月、満月○は4日、下弦の月は11日、新月●は18日、上弦の月は27日です。大阪での満月の月の出は17時25分です。
★ 11月1日の大阪の日の出は6時18分、日の入りは17時5分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)  (2017/10/23)

  この天文<情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。


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