えーあらい

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台風21号一過

2017-10-25 16:08:24 | 天文・事象
台風21号一過
  台風21号は各地で大変な災害を引き起こして去って行った。その朝、雨が止んだので服部緑地公園に出掛けてみた。夜中の風が激しかったので木々の枝が折れて落ち、葉っぱが散乱しているだろうぐらいに考えていた。ところが大違いでした。
  大きな枝が折れ、道を塞いでいました。そして大木が何本も倒れていました。それも根こそぎの状態で。私が通った道筋だけでも8本、他の人の情報を足すとその数は二ケタになると思われます。どの様な木か、その一部の写真を掲載します。
  花壇のコスモスは吹き倒され、無残な姿になっていました。その他、色々被害が出ているようで、公園内の復旧には時間が掛かりそうです。
  この台風では、大阪府の南部で大変な被害が出ておりますが,南海電車の男里川鉄橋で線路が陥没し、レールが曲がっていた。急ブレーキで事なきを得たとのニュースを聞いて、私は50年前の南海電車の大きな事故を思い出しました。
  それは昭和42年(1967年)4月1日の事でした。南海電車が樽井鉄橋から転覆した事故です。その時、私達(大阪赤十字機動救助奉仕隊=ボランティア)は日赤大阪府支部でミーティング中でした。南海電車が鉄橋手前の踏切でトラックと衝突して脱線転覆し、樽井鉄橋から男里川に落ちた、とのテレビのニュースが飛び込んできました。私達は急遽ミーティングを中止し、救援隊と残留組に分かれて救援隊は直ちに自動車で出発しました。私は残留組で日赤大阪府支部に掛かってくる電話の応対と、救援隊との無線通信連絡を手分けして対応しました。夜も遅かったので支部の職員さんは殆ど退社されていて人手が足りず支部内のあちこちの電話が鳴り、その対応に追われました。当時の救援隊の移動無線では大阪府支部まで直接電波が届かず、途中のアマチュア無線局に中継をお願いしましたが、慣れない事で通信内容が途中で変化し、輸血の血液、と言うところが血清に変わったり、輸血用血液のオーロー型(O-low)の呼称も混乱の元となり、大混乱しました。届いた情報を修正し、怪我人搬送先の各病院からの輸血血液要請を血液センターに連絡し、任務を終えましたが、帰宅したのは午前2時を過ぎました。このような経験から日頃の訓練の重要さを痛感し、更なる訓練に励もうと意を新たにしたものです。
  大阪赤十字機動救助奉仕隊は大阪赤十字機動救助奉仕団と名を変え、2008年(平成20年)に結成50周年を迎え、2012年(平成24年)、私は老齢の為、退団しましたが、奉仕団結成の発起人の1人として、感慨深いものがあります。






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