焦らず 慌てず 諦めず 行けるとこまでNO2

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高知へ

2010-10-23 09:09:33 | 日記
 お仕事で、高知へ行きました。二十歳の頃、地域の青年団の旅行で、四国を訪れた思い出があります。それから、もう一度来たような記憶があるのですが、忘れてしまいました。
         

はりまや橋です。裏側から歩いていったので、それらしい看板がありませんが、表にはお坊さんと女の人が立っている、可愛い像がいました。(本当はそれを撮してくるべきでしたね)
以前来たときには、はりまや橋の下に川なんてなかったような気もしますが、勘違いでしたか?今は小川が流れていました。車で通ると、ほとんど見落としてしまいそうなものなのですが、今回はしっかり、それも何度も見てきました。だって、毎朝、その前を通って行きましたから・・。



 研究協議会の二日目のアトラクション。「よさこい」です。「十人十彩」というグループの踊りを見せてもらいました。全国大会でも活躍されているとか・・。踊りの指導もあって、会場2000人が(50代後半がほとんどですが・・)きれいな女性に惹かれて、頑張っていました。

 その後、作家山本一力さんの講演。なかなか低音で渋みのあるお声でした。話のテンポ、スピードがとてもすばらしいと感じました。有名な作家であることは存じていましたが、中学校の時に高知から東京へ行かれ、新聞販売所に住み込みで苦労されたことなどは、今回初めて知りました。担任の先生に勧められて、中学校卒業後はカツオ船に乗るつもりだったのに、世田谷工業高校へ進学されたことも知りました。(ちなみに世田谷工業高校は世田工というのだそうです。近くにもセタ工ってありますね。ちょっと、親近感を覚えました)
 大変苦労をされているのだな、と驚くと共に、才能というのはどんな形で開発・発揮されるのだろうと考えました。今の文章力や文才はどこで磨かれたのだろう、とますます興味がわく人物になりました。(ちょっと桂文珍さんに似ておられる。イヤ、文珍さんが一力さんに似ていると言うべきか)お話もおもしろかったです。アメリカの某都市の記念館の訪問者サイン帳の話で、天皇陛下と議員のO沢さんのサインの仕方の話は、特におもしろかったです。
 年齢は少し上になりますが、育った時代はよく似ています。作品にも興味がわいてきました。あまり時代小説などは読まない方ですが、手に取ってみたいものの一つになりそうです。
 昨年だったか、退職したT谷さんが、おもしろいので最近はまっている、と紹介されていたのを思い出しました。

 2泊3日の旅行で、伊丹からは高知まで飛行機でした。久しぶりのプロペラ機、そう言えば二十歳の時もYS11でしたね。初めて飛行機に乗ったのでわくわくでしたが、主翼があまりにしなるので、大丈夫かなと不安だったです。ところで、帰りの便での話。飛行機の予約が満席になると、会社は便を送らせてもいい人を募集するんですね。もし急ぎで、どうしてもこの便に乗りたいという人が現れたら交代してくれる人を募るわけです。もしそんな人が現れたとき、交代してあげると会社から1万円お礼金をくれるという・・。私、団体で来ていましたが、時間的にはゆとりがあったのでエントリーしました。1万円返ってきたら、2時間半待って1万円だから時給4000円。これはラッキー、と思ったからです。建前はお急ぎの方にお役に立てれば、と考えてですが・・・。残念ながら、交代する場面はありませんでした・・。もうけ損ないました。

 この二日で池上 彰さんの「ニュースの読み方使い方」と、今流行っている岩崎夏海さんの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」という本を読みました。どちらも興味深く読みましたが、私には自分の生活にこれを生かし切る自信めいたものがありません。少し残念な気がします。でも活かしたいとは思いますが・・。自信がない。
ちょっと自分らしくない弱気さを感じていますが・・。

 まぁ、今日はこんなところで・・。