焦らず 慌てず 諦めず 行けるとこまでNO2

日ごとの感想を、書き記す
フォトアルバムも見て下さい。

清水寺で仏式結婚

2011-10-09 23:57:45 | 日記
10月9日(日曜) 快晴の京都清水寺。
大勢の参拝客に囲まれて、息子が結婚しました。
清水の舞台で記念撮影の時、大勢の観光客さんに、祝福されたり、写真を撮られたり・・。
ハレのする、すばらしい結婚式でした。 いくつか紹介します。

 朝から好天。結婚式を祝福するような、朝日の輝き・・。 朝6時半の家から東を臨む。 

 清水寺、大講堂、控え室。 二人の式のために、埼玉・静岡・山形・和歌山等々からわざわざお越し下さった親族の皆さん。

 控え室(由緒正しい、格式の高いお部屋。皇室様もご利用になられたとか・・)  部屋の中に展示された紙人形飾りもなんか上等そうです。 

 さて、いよいよご本堂での挙式。 たくさんの方に見ていただけて、大変晴れがましい事であった。 
本堂内での厳かな式。(といっても、すぐ外側をたくさんの観光客が眺めていかれました。)

清水寺の結婚式はたくさんあるのかと思っていました。一日に少なくとも3件くらいは挙式されている・・と思い気や・・年に5件程度だとか・・。
また、最近は町中でお嫁さんを見る機会が少なくなった、ということ、観光地で好天の中の新郎新婦ということで多くの方から「綺麗」「可愛い」とお声かけいただきました。(実際、新郎・新婦 お似合いの二人です。親が言うのもなんですが・・)

清水寺で式を挙げた甲斐があったと思います。(長く待っていて佳かった、待った甲斐がありました)

 三三九度、固めの杯。 厳かな中で執り行われました。

 誓いの言葉と親族固めの杯(飲んだ素焼きの杯は頂けました。新婦のご両親がもらわれた一つを、後で分けていただきました。 (記念品です。家宝にしなければ・・。)

 式の後、清水の舞台で記念撮影。 遠くに京都タワーが見えます。 音羽山標高200メートルほど。 清水寺はその半分100メートルあたりだそうですが、京都の町並みが眼下に見えます。

 舞台の柱。「清水寺」の字が彫り込まれています。 色合いに味があります。  私、これでも比較的近くに住みながら「清水寺」は初めてです。 連休中日で、好天で、人の多いこと、多いこと。

 新郎・新婦で記念撮影。 この様子を見ている観光客も多くが、デジカメに二人の様子を撮していました。 あれ撮して帰って、後どうするのでしょうね。旅行記念なのかな?  そういえば数年前、隣組で大阪へバス旅行をしたとき、ホテルのバイキングの後に同じように新婚さんに出会いました。 私もその時、二人の写真を撮った思い出があります。 今でもデータちゃんとありますから。 撮してもらった二人も、関係ないおじさんだけど、キチンとポーズを取ってくれ「ありがとうございます」とお礼までくれました。
あれと同じ心境でしょうね。 幸せを分けて欲しい、と思われるのでしょうか? 悪くはないですね。

 楽しそうに談笑する二人。 口数の少ない二人なので、ケンカなんかするのかしら・・。

 清水での式を終え、食事会に移動。 京都「菊の井」さんでお世話になりました。  新郎・新婦の入場です。 二人の着物(黄色と黒)がなかなか映えていい感じでした。

 ケーキ入刀ではなく、お饅頭入刀!  大きなお饅頭の中にたくさんの小さなお饅頭が入っています。 二人の食べさせ愛もありました。大きな口を開けて、しっかり食べました。



 菊の井の女将さんと若女将さん。 すごいお料理でお腹が一杯になりました。女将さんの京言葉や仲居さんの対応もゆったりしていて落ち着いた宴席が持てました。 菊の井さんお世話になりました。 スタッフの皆さんに感謝!!

 後半になり、親族へあいさつに回る新郎・新婦。 皆さんいい人ばかりで、アットホームな集まりになりました。

 そして、菊の井の前庭には椿が蕾を膨らませかかっていました。 まるで、若い二人を見るような気がしました。 大きく育て・・!


 父親のあいさつの中で、二人に次の詩を送りました。

  『 祝 婚 歌 』しゅくこんか
               吉野 弘

二人が睦まじくいるためには  
    愚かでいるほうがいい   立派過ぎないほうがいい

 立派過ぎることは
   長持ちしないことだと  気づいているほうがいい

   完璧をめざさないほうがいい
     完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい

   二人のうち どちらかが 
      ふざけているほうがいい  ずっこけているほうがいい

   互いに非難することがあっても
     非難できる資格が自分にあったかどうか  あとで疑わしくなるほうがいい

   正しいことを言うときは
         少しひかえめにするほうがいい
   正しいことを言うときは
      相手を傷つけやすいものだと   気づいているほうがいい

   立派でありたいとか   正しくありたいとかいう
     無理な緊張には色目を使わず
     ゆったり ゆたかに  光を浴びているほうがいい

   健康で風に吹かれながら   生きていることのなつかしさに
    ふと胸が熱くなる     そんな日があってもいい

  そして  なぜ 胸が熱くなるのか
      黙っていても  ふたりには  わかるのであってほしい



 楽しい、すばらしい一日でした。 思い出に残る結婚式でした。 今後ますます二人で努力し、みんなが羨むような家庭を築いて欲しいと願ってやみません。  合掌


清水の 舞台を越えて なお高く 二人の舞台 作り上げ南無     「観 音」ですから・・。 
一日で 見る子らの姿 頼もしく 嬉しくもあり 寂しくもあり   ご親族と歓談するときの次男と長女の成長ぶりに驚かされました。 もう、いつまでも子どもではないのですねぇ・・。

感激を 胸に踏み出す 第一歩 新郎の父 心労の父        頑張ってよ!!
足しびれ ふくらはぎまで むくんでも 痛み和らげる 今日の幸せ  いくらでも耐えられます。ハッピー!!
手を離れ 蓮の花びら 舞い落ちて 仏の足で 幸を呼び込む     二枚とも足跡の上に舞い落ちましたよ。ラッキー!!

ではまた・・。