772話）緑色中国焦点人物の表彰イベント

　緑色中国年度焦点人物の国際貢献賞を受賞することになり、4月22日のアースデーに北京にでかけてきました。人民網（人民日報のインターネット版）で実況中継されることになっており、会場は北京広播大厦のスタジオです。2時間半にもわたる長いイベントですので、表彰関係だけだととてももたないでしょう。そこを歌や踊りが埋めていきます。

　国際貢献賞の受賞者は私ひとりでした。私たちがこれまでやってきたことが、写真をつけて紹介されました。そして司会に促されて、私が登場。花束、賞状、その他をいただきました。30年近くまえに買ったスーツが大同においてあり、私がそれを着たところ、上海の会田さんから、「高見さんのスーツ姿をみるのは、これで2度めです」というメールがきました。彼女は、人民網のインターネットＴＶでみたのです。

　いまでも、そのアーカイブがネット上におかれています。
http://tv.people.com.cn/GB/43911/17699191.html
　国際貢献賞の部分は、1時間27分45秒から、およそ7分間です。私も短いスピーチをしました。大同に帰ると、大同事務所の魏生学副所長が、「ほかの人は短かったのに、高見は10分間も話した」といいました。まさかあ！　1分以内といわれていたのです。で、原稿はそのくらいにまとめたんですが、当日はアドリブがはいったので、もうちょっと延びたかもしれない。呂冰さんの通訳を含め、4分くらいかかったよう。私は、フロアの人たちの表情をみながら、ああ、これだったら、ちょっとぐらい延びても、だいじょうぶだな、なんて考えていました。

　司会の人が賢いんですね。すごくすてきなフォローをしてくれました。いくつかの衛星テレビで放映されたり、全国のメディアで報道されたりしたそうです。私たちの活動を、中国の人たちに知ってもらういい機会になったと思います。写真は、前記インターネットテレビの画面をカメラで撮影したものです。