タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

人のまねして

2019年05月27日 | 山歩きから
読書の夏(?)到来です。

先日、「元気に下山」(五木寛之著・宝島社新書)を読んでいたら面白い川柳が紹介されていました。

五木寛之のもとに届いた、日本転倒予防学会からの資料に「転倒予防川柳」というものがあり、下記の3句が紹介されていました。

   上がらない 年金こづかい つま先が    静岡県 石川芳裕

   つまづいた むかしは恋で いま段差    長崎県 福島洋子

   つまづいて 身より心が 傷ついて     神奈川県 横溝彩子

川柳には不案内なタカ長ですが、どれも身につまされる名句だと思われます。

そこでチョット人まねしてタカ長も、、、、、。

    

いつまでも、むかしの栄光を追うのが年寄りの悪い癖です。

    

加齢とともに膝も上がらなくなりました。つま先も上がらなくて、いつもおっかなびっくりの山歩き。

心拍数を上げるのは簡単ですが、例の病気の前科持ちですから、エンジンの回転を上げないように、のんびりと歩いています。

    

落ち葉道の下りが怖い、というのは藪山歩きをしている高齢登山者の共通認識ではないでしょうか?

いわゆる、有名な山ばかり歩いている人にはご理解いただけない感覚だとおもいます。

その落ち葉のうえにうすく雪が積もると最悪の状況になり、高齢登山者泣かせの下山になります。

    

とか何とか言いながら、これからも山歩きだけは継続するつもりです。

いつまで続けられるかは「神のみぞ知る」ことですが、タカ長はいつも「とりあえず90歳まで」としています。

間もなく満80歳、八十路の山の山景色はどのようなものか、、、、

同じ見るのならいい景色を見たいですね。

つま先上がらずつまずいて、、、、、というようなことにはしたくないのですが、、、、、、、。