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医者だって迷惑してる

2017-11-02 12:12:40 | 日記
「美肌」保湿剤、大量処方 厚労省調査で判明 上限設定など議論


ネットで「医者が処方するのが悪い」っていうのを見るけど、グダグダと10分も20分も外来を占拠して駄々をこねられると困るんだよね。
「なんでダメなんですか?」
「xx医院では処方してくれますよ」
「オカシイでしょ!」
とか、本当に疲れる。
疲れるっていうか、次の患者への診療能力を削り取られる。

でも、処方量の増大には、ちょっと昨今の新しい事情があるんだよね…。

道理のわかってないマスゴミが、「医者が金儲けのためにクスリを処方する」とか言ってた時代があった。
「そんなコトない」っていうのが理解されてきたんだけど、それが最近になって『悪用する薬局+医院』が出てきてる。

大手薬局チェーンが、医者に声をかけて開業支援するんだけど、「たくさん処方してくださいね」って経営なんだよ。
親が薬局を経営していて、息子が医者ってパターンもあるんだけど、本当に「異状な量の処方」をする。
ビル開業で1階が薬局,2階・3階に皮膚科や内科が入ってるパターンだと、かなり「薬局主導の開業医」だよね。
そして、「高いクスリをたくさん処方してくださいね」って薬局が医者に『指導』してる。
患者は、「あそこの医者は、言えば言っただけくれる」って喜ぶし、本当に最悪。

厚労省は、さっさと上限設定して欲しい。

慢性特定疾患の患者(先天性皮膚疾患など)は、申請したら上限を外せるとか、ちゃんと仕組みを考えるのは当然だけどさ。


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