正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

グッチ、クレドール、ロレックスを修理

2010年03月03日 | 時計修理
昨日はお店の中はあったかく修理残業では汗をかいてしまいました。(部品を飛ばしての冷や汗ではありません)
空調が止まるとこれから厳しい季節になってきます。

 昨日は閉店少し前からおととい修理したオメガスピードマスターのタイミング調整と針付け、ケーシングをしました。
機械以上に気を使うところで、9時前には出来上がりました。

 それから分解掃除開始です。
最初はグッチのクオーツ時計です。N様からのお預かりです。ETA956112が入っていました。
湿気が入っていたのか文字盤にしみみたいなものがついていました。
分解掃除でお預かりで修理前の消費電流が2.43μAで掃除後0.78μAで完了です。


 続いての修理です。クレドールT様からのお預かりです。5931キャリバーの時計です。分解掃除が必要でお掃除になりました。バンドの付け根部分に錆が見られました。分解掃除で完了です。ケースバンドの洗浄もしました。


 次もクレドールです。18金WGのケースです。ガラスの淵にダイヤも入っていました。K様からのお預かりです。キャリバー5A74
小さな機械です。電池交換にこられたのですが、動かず分解掃除になりました


 最後はロレックスです。紳士物のコンビ10ポイントです。完全に油切れです。O様からのお預かりです。
新しい洗浄方法で洗って帰ろうと思ったのですが、流れに沿ってとうとうくみ上げるまでしてしまいました。集中できているときに組んだほうがいいと思ったので…。
ケースバンドの洗浄もしたので綺麗になったと思います。

おととい同様ガラスの伏せビンをかぶせて帰りました。