昨日の終礼でみんなに話しました。
市役所の入札で積算価格の74%で入札した。
それでも負けてしまった。
積算価格は、ほぼ4,000万。
ぶん投げた金額は、1,000万強。
この1,000万は利益と経費分だ。
利益分を削って、実行予算を立て、
入札しても絶対に落札できない。
実行予算上、不可能に近い金額で入札したとしても
それでも落札できない。
さぁ、みんな、次のどっちを選ぶ?
仕事が取れない、仕事が無いと言って、
指をくわえて倒産するか、それとも、
無理な金額で受注して、今の1.5倍働いて、
身を削り、苦しい思いをして、倒産するか・・・。
前者も後者もいやだ。
結果的に倒産なんて、したくない。
そして、
うちの会社に一生懸命働いていない社員はひとりも居ない。
早出、残業、無休で稼いだとしても
人間は1ヶ月なんて続かない。
だったら、この一生懸命さをひとつにしよう。
見えない、まだ気付いていない無駄を無くそう。
会社として、より綿密で意味のあるコミュニケーションを取ろう。
現場でホントは感じている事、思ってた事、
もっとこうした方が良いと思う事、人から聞いた情報 など、
皆で一枚岩となり、この窮地を乗り切ろう。 と。
みんな、真剣に、聞いてくれました。
うちの社員を路頭に迷わせるわけにはいきません。
そこには現実と向き合う時、苦しさと辛さはもちろんあります。
でも、生き残らなければならない。
この真剣さを皆で共有して、勝ち残ってやる。
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