豪雪除雪 稼働２

『除雪は儲かる』、『ドル箱だ』　と言います

それは、単価が高いからです。
単価が高いのは、大変だからです。

１月の出来高だけで、昨年の歩道除雪の金額を越えました
昨年は、歩道除雪を３?弱しかしていませんので、
当然と言えば、当然です


でも、儲かるにはこの他にも理由があります
それは、出来形管理がないからです

出来形管理がないモノは他にもあります。
解体工事もそうです。

でも、解体工事は『解体物』　を壊す前に計測し、
それが出来形になります。

除雪は消えてなくります。
あるいは、降り積もって、除雪の状態が確認できない事もあります。

その時の着手前と完成だけで良い。

それを、大変だ、辛いという事で
誤魔化してきたところもあるのではないでしょうか・・・。


税金の無駄だと言われる時もあります
それは、除雪のやり方がひどかったり、
必要なかったり・・・。

それを近隣住民が見て、感じて、思っているのだと思います。

本音は、
除雪はしてもらわないと困るけど、
もう少し、やり方や時間帯などの工夫があるんじゃ・・・。
と思っている方も多いと思います




これは昨晩の花巻松園町の県道の写真です。

ちょっと見づらくて、わかりづらいのですが、不思議な写真です

それは、


　　　　　　　　　　　　
車道の片側（右車線）がグレーダーで除雪されていて、
左車線はまだ除雪されていません

もちろん、片側ずつしかできませんので・・・。

それなのに、
除雪されていない左車線側の歩道、
および車道の拡幅がされているのです


つまり、拡幅除雪した車道を
このあと、グレーダーがもう１度、除雪してしまうという結果です

１度拡幅しても、この数分後には拡幅前と同じ状態になってしまう

これが、出来形管理のない恐ろしさなのかもしれません

　除雪（車道除雪、拡幅除雪）をしたという結果にはなる。　
　でも、除雪の手順や工夫はされていない。　

こういう積み重ねを地域住民がヒシヒシと感じているのかもしれません