春の上越攻め第3回目は苗場山でした。苗場といえば、バブル期のスキーブームを代表するスキー場で有名ですが、平かな山頂部に広大な湿原をいただく優美な山としても人気の山です。
スキー場側からのアプローチもありますが、長野県側、小赤沢集落からのアプローチは残雪期に人気のコースで、今回はこちらから登ってみました。
結論から言えば、途中の雪渓で足を痛めて撤退しました。夏道から外れて雪渓を直登しようとしたのですが、最後の尾根への取り付き部で笹薮に阻まれ断念。一旦降ってルート変更しようとピッケルで制動尻滑りをしたらアイゼンをはいた足が何かに引っ掛かりグキッ!
しばらく佇みましたが痛みは引かず、登山は中止としました。5時間のドライブと快晴の天気には思いきり後ろ髪を引かれましたが。
ストックにすがりながら(持ってきてよかった)、よろよろ降り駐車場まで降りた時には、下山開始から2時間あまりが経過していました。
この季節、平日でもありすれ違ったハイカーは外国人一人だけ。ここの良さがわかっているねー君は!何故か嬉しい。
その後、5時間運転して自宅近くの整形外科直行。結果は右足首に複数箇所ヒビ、で当分松葉杖の生活となりました。
今思えば、こんな程度(自力で下山できた)で済んでよかったです。そんなスピードが出ていたわけでもなく、アイゼンが雪の下の岩か木の根にからまったのではないかと思いますが、何が起こるか分からないのが山です。今後はもっと用心深く、ビビりながら登ります。
登山のまさかでしたね。
油断もスキもなく気を付けなければいけません。
今期の山行に影響すると思いますが、程度が軽くて良かったと考えてリハビリ専一でまいりましょう。
単独で山に入る際は、絶対に怪我をできない。
特に積雪期は何かあって動けなくなった場合、命取りになる。
もう我々の歳になると単独山行が、危険極まりなくなってしまった。
家族にも常にそれを告げた上で、常に覚悟して山に分け入ることだ。
ヒビ😱お大事にしてください。わたしもシリで滑りがちなので気をつけます。無事下山出来たのが奇跡ですね😌ほんとそれで済んでよかったです😌